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薄暗い部屋の中で、漆黒の革張りのソファに座る青年・健太は、パソコンの画面に釘付けになっていた。画面には、アロマ企画のフェチ映像が映し出されていた。

画面には、黒タイツにハイレグ姿の、艶やかな黒髪が美しい女性が映っている。彼女は正面を向き、妖艶な笑みを浮かべながら腰をゆっくりと左右に揺らしていた。その腰の動きは柔らかく、まるで波のようにしなやかだった。

健太は、彼女の動きに目を奪われた。そのイヤらしい腰つきと、時折漏れるため息のような声に、想像力が掻き立てられた。彼は、彼女が自分に向けて腰を振っているかのように感じ、その妄想に浸り始めた。

女性は横向きになり、脚を大きく開いて腰をグラインドさせた。その動きはさらに激しくなり、彼女の白い肌に浮かぶ血管がくっきりと浮かび上がった。健太は、画面に顔を近づけて、彼女の息遣いや吐息を感じ取ろうとした。

彼は、画面の向こうにいる女性に魅了されていた。彼女の漆黒の髪、艶やかな肌、そして何よりもその魅惑的な腰の動き。彼は、彼女が自分のものになることを強く願った。

女性は後ろ向きになり、ソファに腰掛けた。彼女は自分の後頭部を愛撫しながら、腰を左右に揺らした。その姿はどこか挑発的であり、健太はたまらなく興奮した。

彼は、ソファから立ち上がると、画面の女性にむかって歩み寄った。そして、彼女の腰に手を伸ばし、強く握りしめた。女性は身をよじり、ため息を漏らした。

健太は、女性の腰をさらに強く握り、自分の股間に押し付けた。彼は、彼女の温もりと触感が自分の体の中で広がるのを感じた。

「もっと…もっと強く…」

女性がつぶやくと、健太は腰をさらに激しく揺らした。彼は、自分の欲望が爆発しそうなほど興奮していた。

やがて、女性は息を切らしながら「もうダメ…」とつぶやいた。健太は、彼女の腰から手を離すと、ソファに座り込んだ。

彼は、画面の女性を見つめながら、満足感に浸った。この瞬間、彼は世界で一番幸せな気分だった。

しかし、彼の喜びは長くは続かなかった。突然、ドアが開き、母親が部屋に入ってきたのだ。彼女は、健太がパソコン画面を見つめていることに気づき、驚いた表情を浮かべた。

「健太、何を…」

母親が言いかけたその瞬間、画面の女性が腰を激しく揺らして絶叫した。母親は、その声に驚いて後ろに飛びのいた。

健太は、慌ててパソコンの電源を切り、画面を隠した。しかし、母親はすでにすべてを見てしまっていた。

「健太、これは何なの？」

母親の問いかけに、健太は答えることができず、うつむいたまま黙り込んだ。

母親は、がっかりした表情で健太を見た。そして、

「出て行って」

と一言だけ言うと、部屋から出て行った。

健太は、ソファから立ち上がり、部屋を出た。彼は、母親の失望した表情が忘れられなかった。彼は、自分の行為が間違っていたことを知っていた。