【無料エロ動画】うちの母にかぎって…「息子に知られたら困る……。」【アダルトAV】

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「うちの母にかぎって、それは絶対にありえない」。そう断言する彼の声は、自分自身に言い聞かせるようにも聞こえた。

夕暮れ時のリビングで、彼は友人のシンヤとソファに座っていた。シンヤはビールを片手に、くだらない冗談を飛ばしていた。今日のシンヤはいつにも増して饒舌だった。そして、その饒舌さが彼の心をざわつかせた。

「いやぁ、マジでさ、お前の母親ってスゲェ美人だよな…」

シンヤの言葉に、彼は一瞬、耳を疑った。彼の母親は、確かに多くの人に美しいと言われる。それは彼自身も認めるところだし、何より誇りに思っている。しかし、シンヤの次に続く言葉は、あまりにも予想外で、あまりにも不適切だった。

「できることならセックスしてみたいよ」

その言葉は、まるで汚物が飛んできたかのように、彼の顔面に突き刺さった。あまりのバカバカしさに、一瞬言葉を失った。シンヤは、いつもの調子でニヤニヤ笑っている。おそらく、彼がどんな反応をするか試しているのだろう。

「無理無理、お前なんか相手にされないよ。こっ酷い扱いをされて笑われるのが関の山さ」

彼はすぐに、いつものようにキッパリと否定した。嘘偽りなく、彼の母親はそんな軽い相手ではない。母親は美人だ。それは疑いようのない事実。しかし、それ以上に、母親は誰よりも真面目だった。家族のために、自分の人生を捧げてきたと言っても過言ではない。母親の生き方は、彼にとって模範であり、尊敬の対象だった。そして何より、彼は母親を誰よりも信じていた。あの真面目で、誠実で、美しい母親が、シンヤのような軽薄な人間に関わるはずがない。

「えー、マジかよ？ お前の母さん、意外とノリいいんじゃないの？」シンヤは食い下がった。「俺、結構口説くの上手いぜ？ ちょっとなんかアピールすればイチコロだよ、きっと」

「そういうことじゃないんだよ」彼は思わず声を荒げた。「母さんは、そういうことに興味ないんだ。俺たち家族が第一だし、それに…」言葉に詰まった。何を言っても、シンヤには通じない気がした。「とにかく、無理だから。諦めろ」

シンヤは肩をすくめ、ビールを一口飲んだ。「ふーん、まあ、せっかくのお友達の母親だし、無理強いはしないけどさ。でも、俺はマジでいけると思ってるんだよなー」

その夜、彼はなかなか寝付けなかった。シンヤの言葉が頭の中で反響していた。「お前の母親ってスゲェ美人だよな…、できることならセックスしてみたいよ」。馬鹿げた冗談だと頭では分かっている。母親を信じている。しかし、なぜか、嫌な予感が胸を締め付けていた。

その予感は、翌日から、少しずつ現実のものとなっていくかのような出来事が起こり始めた。

まず、母親の様子が少しおかしいことに気づいた。いつもはテキパキと家事をこなし、彼が帰宅すれば必ず笑顔で出迎えてくれたのに、最近はどこか上の空で、笑顔もどこか力が入っていないように見えた。

「お母さん、大丈夫？ 最近元気ないね」

リビングで夕食の準備をしていた母親に声をかけると、母親はハッとした顔でこちらを見た。

「え？ ああ、大丈夫よ。ちょっと疲れが出ただけ」母親はそう言って微笑んだが、その目は疲労の色を隠しきれていなかった。

「何かあったの？ 学校で何かあったとか、職場とか？」

「別に何も。心配しないで」母親はそう言って、再び手元に目を落とした。

シンヤの言葉が、頭の片隅で蘇る。まさか…。そんなはずはない。シンヤの冗談を真に受けすぎているだけだ。彼は自分に言い聞かせた。

しかし、さらに気になることが起こり始めた。母親が、頻繁に電話をするようになったのだ。それも、彼が家にいるときは、わざわざ部屋にこもって話すようになった。以前は、電話をしても家族に聞こえる範囲で話すことがほとんどだったのに。

ある日、母親が電話に出ていた時、彼はタイミングを見計らって母親の部屋の前に立ってみた。ドアは少し開いていた。母親の声が聞こえてくる。

「…ええ、そうなの。ええ、私もです。本当に…あなたとお話ししていると、時間が経つのを忘れてしまいます」

その声のトーンが、普段の母親の声とは少し違っていた。何か、甘やかな響きが含まれているような気がした。誰と話しているのだろうか。

「明日も、会えますか…？ 本当ですか？ 嬉しい…」

母親が、誰かと会う約束をしている？ それも、そんなに嬉しそうに。母親は、誰かと会うことよりも、家族との時間を大切にする人だと思っていた。

彼の胸のざわつきは、ますます大きくなった。シンヤのあのバカげた言葉が、まるで呪文のように頭の中にこびりつき始めた。

「無理無理、お前なんか相手にされないよ」

あの時の彼の言葉は、本当にただの冗談だったのだろうか？ それとも、シンヤは何かしらの確証があって、そんなことを言ったのだろうか？

数日後、母親は珍しく遅くまで外出していた。普段は、夕食の時間までには必ず帰宅していたのに。

「遅くなるから」とだけ告げられていた。どこに行っていたのだろう。そして、誰と。

彼の部屋の窓から見える街灯が、暗闇をぼんやりと照らしていた。時計の針が、進むにつれて彼の不安も増していく。

その時、玄関のドアが開く音がした。母親が帰ってきたのだ。しかし、その足音は、いつもより少しだけ軽やかで、どこか弾んでいるように聞こえた。

彼はそっとリビングへ向かい、ソファの影から母親の様子を伺った。母親は、いつものように夕食の準備をするでもなく、手に持っていたスマートフォンを眺めていた。そして、画面を見ながら、フッと微笑んだのだ。それは、彼が最近あまり見られなくなった、柔らかく、優しい笑顔だった。

「お母さん？」

彼が声をかけると、母親はビクッと肩を震わせた。そして、慌ててスマートフォンを隠すようにポケットにしまった。

「あら、帰ってきたの？ おかえりなさい」母親は努めて平静を装っているようだったが、その声には微かな動揺が感じられた。

「どこに行ってたの？ 遅かったけど」彼は平静を装って尋ねた。

「ああ、ちょっと友達と会ってたのよ。最近、全然会えてなかったから」母親はそう言って、彼の目をまっすぐ見ようとしなかった。

友達…。しかし、そんなに遅くまで会う友達がいただろうか。そして、あんなにも嬉しそうな顔をしてスマートフォンを眺めていたのは、誰かと連絡を取っていたからではないのか。

彼の心の中に、冷たい何かが広がっていくのを感じた。それは、彼が母親を信じているからこそ、余計に恐ろしいものだった。

「友達って、誰？」彼はさらに踏み込んだ。

母親は一瞬言葉に詰まった。「えっと…昔の、大学時代の友達よ」

大学時代の友達…。彼は母親の過去の友人についてほとんど知らない。しかし、母親はそんなに頻繁に昔の友人と会うタイプではなかったはずだ。

彼は母親の顔をじっと見つめた。母親の目は、彼の目を避けようとしているように見えた。その視線の動きが、彼の胸に鉛のように沈み込んでいく。

「…そうなんだ」彼はそれ以上何も聞けなかった。母親の言葉を信じるべきなのだろう。信じたいのだ。しかし、あのシンヤの言葉が、悪魔の囁きのように頭から離れない。

「うちの母にかぎって、それは絶対にありえない…」

そう言い聞かせても、胸の奥底でくすぶる火種が、風に煽られるように大きくなっていくのが分かった。彼は、母親を誰よりも信じている。だからこそ、この嫌な予感が、彼を狂わせそうになっていた。

この予感が、ただの杞憂であってほしい。彼が一番願っていることだった。しかし、その願いとは裏腹に、彼の心は暗闇へと引きずり込まれていくような感覚に襲われていた。一体、母親に何が起きているのか。そして、シンヤのあの言葉には、どのような意味が込められていたのか。その答えを知るのが、今はただただ怖かった。