【無料エロ動画】せつ子（69歳）巨尻【アダルトAV】

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## 宵闇の庭に咲いた花

せつ子、69歳。窓の外は、夕暮れ時の茜色が濃さを増していた。庭の片隅に植えられた紫陽花が、静かに雨粒を宿している。その雫のように、せつ子さんの心にも、長年溜め込まれたものが静かに澱のように沈んでいた。

夫との「夜の営み」。それは、もう10年以上も前の記憶になっていた。初めの頃は、戸惑いながらも、夫婦としての務めを果たそうと努めた。しかし、夫の無関心、あるいは、単にそのような行為への興味の欠如は、せつ子さんに静かに、しかし確実に、「もう、いいのだ」という諦めを植え付けていった。

「夫婦」というよりは、「同居人」。そう割り切ることで、せつ子さんは心の均衡を保ってきた。朝食を一緒に摂り、テレビのニュースを眺め、庭の手入れをする。そんな日々の繰り返しの中で、夫の寝息だけが、時折、隣で聞こえる。それだけが、この家が「二人」で暮らしている証だった。

そんなある日、家の古くなった雨樋の修理を頼むことになった。頼りになるのは、近所の工務店から派遣されたという、若々しい男性だった。工藤さん。30代後半だろうか。汗ばむ額に、きりりとした眉。慣れた手つきで梯子を登り、テキパキと作業を進める姿に、せつ子さんは密かに感心していた。

「おばあちゃん、暑いでしょう？ 水でも飲んでください。」

工藤さんが、休憩がてら降りてきた時、そう言って冷たい麦茶を差し出してくれた。その屈託のない笑顔に、せつ子さんの胸の奥底に、しまい込んでいた何かが、かすかに震えた。

「ありがとう、工藤さん。助かるわ。」

せつ子さんは、自分の声が少し震えているのに気づいた。麦茶を一口飲む。喉を伝う冷たさが、火照った頬を冷ましてくれるようだった。

数日間、工藤さんは何度か家に出入りした。その度に、せつ子さんは、彼との会話を楽しみにするようになった。仕事の話、地元の話。工藤さんは、せつ子さんの話を丁寧に聞き、時折、ユーモアを交えながら応えてくれた。それは、夫との会話では決して得られない、軽やかで、温かい交流だった。

ある日の午後、修理も終盤に差し掛かっていた。せつ子さんは、工藤さんが作業しやすいようにと、縁側で彼にコーヒーを淹れて待っていた。出来上がったコーヒーを、工藤さんの作業場に持っていく。

「お疲れ様です。休憩にどうぞ。」

工藤さんは、作業着の袖をまくりながら、顔を上げた。その視線が、せつ子さんの顔を捉えた時、いつもとは違う空気が流れた。

「ありがとうございます。おばあちゃん、本当に綺麗ですね。」

不意に、工藤さんがそう言った。せつ子さんは、心臓が跳ね上がった。褒められている。69歳になって、誰かに「綺麗」と言われるなんて。長年、鏡に映る自分の姿は、ただ老いただけの、澱んだものでしかなかったのに。

「そんなことないわよ。もう、年だから。」

せつ子さんは、恥ずかしそうに俯いた。しかし、内心では、その言葉が嬉しくてたまらなかった。

「いや、本当に。この、なんというか、穏やかな顔立ち、しっとりとした肌。女性としての魅力が、年を重ねるごとに深まっていくんだと思います。」

工藤さんの言葉は、嘘偽りなく、せつ子さんの心に響いた。彼は、ただお世辞を言っているのではない。真剣に、そう感じているのだ。

その日、工藤さんは、予定よりも早く作業を終えた。別れ際、工藤さんは、せつ子さんの手に、そっと触れた。

「また、何かありましたら、いつでも呼んでください。」

その指先の温かさが、せつ子さんの全身を駆け巡った。夫の冷たい手とは、まるで違う、生命力に満ちた温もり。せつ子さんは、ただ、立ち尽くしていた。

その夜、せつ子さんは、なかなか寝付けなかった。工藤さんの言葉、指先の感触が、脳裏を離れない。夫は、もうずっと、隣で静かに寝息を立てている。その寝息を聞いていると、せつ子さんの胸に、言いようのない孤独感が押し寄せてきた。

「私だって…まだ、女性なのに。」

その独り言は、夜の静寂に吸い込まれていった。

数日後、せつ子さんは、意を決して工藤さんに電話をかけた。庭に植えた花が、虫に食われてしまった、と。

「あら、工藤さん。ご無沙汰しております。」

電話口に出た工藤さんの声は、あの日のように明るかった。

「おばあちゃん、どうしましたか？」

「ええ、あのね、庭の花がね…」

せつ子さんは、しどろもどろになりながら、庭の話をした。実際には、花はさほど傷んでいなかった。ただ、工藤さんと話したかった。その一心だった。

工藤さんは、快く「見に行きます」と言ってくれた。その次の日、彼は、再びせつ子さんの家を訪れた。

庭で、工藤さんと一緒に花を眺める。彼は、せつ子さんの隣に立ち、時折、肩が触れ合いそうになる距離に、せつ子さんの心臓は早鐘を打った。

「これくらいなら、大丈夫ですよ。来週、また様子を見に来ますね。」

そう言いながら、工藤さんは、せつ子さんの顔を覗き込んだ。その眼差しが、熱を帯びているのを、せつ子さんは感じた。

「あの…」

せつ子さんが、何か言おうとした瞬間、工藤さんが、せつ子さんの顔に触れた。その指先が、頬を優しく撫でる。

「おばあちゃん…」

工藤さんの声が、掠れていた。せつ子さんの心臓は、もう、限界を超えていた。長年、封印していた、熱いものが、せつ子さんの内側で、静かに、しかし激しく燃え始めた。

そのまま、二人は、庭の縁側で、抱き合った。工藤さんの温かい体温が、せつ子さんの冷え切っていた体に、ゆっくりと染み込んでいく。それは、まるで、長い冬を越えて、ようやく芽吹いた、一輪の花のようだった。

その夜、せつ子さんの体は、工藤さんの腕の中で、激しく震えていた。長年、眠っていた欲求が、堰を切ったように溢れ出した。それは、罪悪感よりも、切ないほどの悦びに満ちていた。夫への背徳感は、確かにあった。しかし、それ以上に、この、自分自身の、生きたいという、熱い叫びが、せつ子さんの魂を、激しく揺さぶっていた。

夜の庭に、紫陽花が静かに咲いていた。その花びらには、露がきらめき、闇夜に、かすかな光を放っていた。せつ子さんの人生にも、宵闇の中に、一輪の、鮮やかな花が、静かに、しかし力強く、咲き始めていた。それは、年齢という壁を越えた、生命の輝きであり、誰にも縛られない、女性としての、切ないほどの、悦びだった。