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## タイトル：午後三時の誘惑 - カオリとヨシミの秘密

午後の陽光が、古びたアパートの窓から差し込み、埃っぽい空気を照らしていた。カオリは、流れる汗をハンカチで拭いながら、ため息をついた。23歳。結婚してまだ一年だが、すでに日常という名の倦怠感が、彼女の心を覆い始めていた。

「着やせする」とはよく言ったもので、カオリはふんわりとしたワンピースを好んで着ていた。しかし、その下には、豊かな膨らみを持った胸と、丸みを帯びた腰が隠されていた。自分でも、そのギャップが魅力の一つだと感じていた。ただ、夫の優太は、仕事に忙殺される毎日で、最近はカオリに構う余裕がないようだった。

そんなカオリには、誰にも言えない秘密があった。アナルだけは、どうしても受け付けなかった。何度か試みたが、激痛と恐怖で、いつも途中で拒否してしまっていた。優太も、それを知ってからは無理強いしなくなったが、カオリの中には、小さな罪悪感が残っていた。

その日、アパートのチャイムが鳴った。モニターに映ったのは、見慣れない男だった。

「あの、カオリさんのお宅ですか？隣のヨシミと申します。引っ越しの挨拶に来ました」

ヨシミは、35歳という年齢を感じさせない、若々しい雰囲気の女性だった。あどけない笑顔と、親しみやすい口調で、すぐにカオリと打ち解けた。ヨシミは、カオリとは対照的に、スレンダーな体型をしていた。しかし、その瞳の奥には、どこか妖艶な光が宿っていた。

「私、ヨシミって言います。カオリさん、気軽にヨシミって呼んでくださいね」

「私はカオリです。こちらこそ、よろしくお願いします」

ヨシミは、お茶を飲みながら、色々な話をした。ヨシミは、最近離婚したばかりで、一人暮らしを始めたらしい。カオリは、ヨシミの明るさに惹かれ、次第に自分の悩みを打ち明けるようになった。

「実は、私…アナルだけはダメなんです。痛くて、怖くて…」

ヨシミは、カオリの言葉に、少し驚いたような表情をした。

「そうなんですね。でも、無理することないんですよ。大切なのは、自分が気持ちいいかどうかですから」

その言葉に、カオリは少し救われたような気がした。

それから、カオリとヨシミは、頻繁に会うようになった。一緒に買い物に行ったり、カフェでおしゃべりしたり、時には、お互いの家で映画を見たりした。ヨシミは、いつもカオリを気遣い、優しく接してくれた。カオリは、ヨシミと一緒にいると、心が安らぐのを感じていた。

一方、ヨシミは、カオリに隠された欲望を見抜いていた。カオリの、甘えん坊で、少し寂しげな表情。そして、時折見せる、大胆な一面。ヨシミは、そんなカオリに、強い興味を抱いていた。

ある日の午後、ヨシミは、カオリを自分の部屋に誘った。ヨシミの部屋は、白を基調とした、シンプルで清潔感のある空間だった。

「カオリさん、ちょっと疲れてるみたいですね。マッサージでもしましょうか？」

ヨシミは、そう言うと、カオリをベッドに横にさせた。カオリは、少し緊張しながらも、ヨシミに身を任せた。ヨシミは、優しくカオリの肩や首を揉みほぐし始めた。その手つきは、プロのマッサージ師のようだった。

次第に、カオリの体は弛緩していき、眠気が襲ってきた。ヨシミは、そんなカオリの様子を見ながら、微笑んだ。

「カオリさん、今日は特別に、オイルマッサージをしてあげますね」

ヨシミは、そう言うと、ベッドサイドに置いてあったオイルボトルを手にした。カオリは、目を閉じたまま、小さく頷いた。

ヨシミは、オイルを手に取り、カオリの背中に塗り始めた。ひんやりとしたオイルが、カオリの肌に触れると、全身に鳥肌が立った。ヨシミは、ゆっくりと、丁寧に、カオリの背中をマッサージしていった。

カオリは、次第に意識が朦朧としてきた。ヨシミの指先が、まるで魔法のように、カオリの体を刺激していく。今まで感じたことのない快感が、カオリの全身を駆け巡った。

ヨシミは、カオリの背中から腰、そして太ももへと、徐々にマッサージの範囲を広げていった。カオリは、その刺激に耐え切れず、小さく喘ぎ始めた。

「気持ちいい…」

カオリの声は、震えていた。ヨシミは、カオリの耳元で囁いた。

「もっと、気持ちよくなりたいですか？」

カオリは、目を閉じたまま、小さく頷いた。ヨシミは、カオリの体をゆっくりと反転させ、胸元にオイルを塗り始めた。

カオリは、ハッとして目を開けた。ヨシミの瞳が、妖しく輝いている。カオリは、自分が今、何をされようとしているのか、ようやく理解した。

「ヨシミさん…」

カオリの声は、震えていた。ヨシミは、カオリの言葉を遮るように、優しくキスをした。

カオリは、抵抗しようとしたが、ヨシミのキスは、あまりにも甘美だった。カオリは、次第にヨシミのキスに溺れていき、抵抗する力を失っていった。

ヨシミは、カオリの胸を優しく揉み始めた。カオリは、ヨシミの指先に身を委ね、快感に身を任せた。

「もっと…もっと…」

カオリは、無意識のうちに、ヨシミに要求していた。ヨシミは、その要求に応えるように、カオリの体を弄び続けた。

その日、カオリは、今まで経験したことのない快感に溺れた。ヨシミの巧みなテクニックに、カオリは完全に支配されていた。

カオリは、ヨシミとの出会いをきっかけに、自分の隠された欲望に気づき始めた。そして、ヨシミとの関係は、単なる友情から、より深い、禁断の関係へと発展していった。

しかし、その関係は、いつか終わりを迎えるかもしれない。優太との関係、世間の目、様々な障害が、二人の関係を阻んでいる。

それでも、カオリは、ヨシミとの蜜月を貪り続けた。それは、まるで麻薬のように、カオリを蝕んでいった。

そして、その蜜月は、ある日、突然終わりを迎えることになる。

（以下、物語は続く…）