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## 夏の終わりのプールサイドで

蝉の声も次第に弱まり、空にはうっすらと秋の気配が漂い始めた頃。都心から少し離れた、緑に囲まれたリゾート施設に、我々が所属する「スターダスト・プロモーション」のสาวたち総勢２０名が集合していた。夏の疲れを癒し、今後の活動に向けて気分転換を図るための、社員旅行ならぬ「夏の締めくくりプールデイ」だ。

私はこのプロダクションでマネージャーを務めている。普段から個性豊かなสาวたちをまとめるのに苦労しているが、今日は皆、仕事のプレッシャーから解放され、心なしか生き生きとしているように見えた。中でも、この日の主役とも言えるのは、今最も勢いのある新人女優、咲良（さくら）と、モデルとして人気急上昇中の陽菜（ひな）だ。彼女たちはそれぞれグループを牽引し、プールの周囲に華を添えていた。

「監督、見てください！咲良ちゃんたち、もう水着に着替えてますよ！」

アシスタントの健太が興奮した声で教えてくれた。確かに、咲良を中心としたグループは、最新のデザインの水着を纏い、既にプールサイドで談笑している。一方、陽菜のグループは、少し落ち着いた雰囲気ながらも、彼女たちの持つオーラで周囲の視線を集めていた。

「よし、そろそろ始めようか」

私が声をかけると、สาวたちは一斉にこちらを向いた。皆、期待に胸を膨らませているようだ。しかし、この日の「締めくくり」は、単なる水遊びでは終わらない。実は、企画担当の私には、一つ隠し玉があった。それは、彼女たち全員に、普段とは一味違う「特別な体験」をしてもらうこと。私の胸の内には、ある種の「いたずら心」と、そして何よりもสาวたちに「最高の思い出」を作ってほしいという願いがあった。

まずは、簡単なアイスブレイクから始めた。ウォーターガンを使ったチーム対抗のサバイバルゲームだ。咲良チームと陽菜チームに分かれ、プールを舞台にした壮大な戦いが繰り広げられた。水を掛け合い、歓声を上げ、皆、子供のように無邪気に楽しんでいる。私はそんな彼女たちの姿を見ながら、今日の「ゲーム」がどのように展開していくのか、静かに期待を膨らませていた。

ゲームが一段落し、皆が水分補給を兼ねてプールサイドに集まってきた頃合いを見計らい、私は司会者としてステージに上がった。

「さて、皆さん！夏の締めくくり、楽しんでますかー？」

歓声が上がる。

「この後、皆さんには、さらに特別なゲームを楽しんでいただきます。今日のゲームは、私、監督が全てを仕切らせていただきます！皆さんの普段見られない一面を引き出し、最高の思い出を作ってもらうための、私からのプレゼントです！」

私の言葉に、皆の顔に興味津々の表情が浮かぶ。特に咲良と陽菜は、互いに視線を交わしながら、私の次の言葉を待っているようだった。

「今日のゲームは、グループ対抗で、それぞれテーマに沿った『アダルトな催眠ゲーム』に挑戦していただきます！」

私がそう言うと、場には一瞬、静寂が訪れた。しかし、すぐにどよめきに変わり、皆、顔を見合わせながらも、どこか興奮したような表情を浮かべている。

「えー！監督、どういう意味ですか？」

咲良が少し戸惑ったように尋ねてきた。

「ふふ、そのままの意味ですよ、咲良ちゃん。これから皆さんの隠された魅力を、私が引き出していきます。ただし、これはあくまでゲームです。皆で協力し合い、そして、互いを思いやりながら楽しんでくださいね。」

私はそう言って、各グループに今回のゲームの概要を説明した。各グループには、それぞれ異なる「催眠テーマ」と「ミッション」が与えられている。例えば、あるグループには「相手の心を操る催眠」、別のグループには「触れた相手に快感を与える催眠」など、内容は多岐にわたる。そして、その催眠能力を駆使して、与えられたミッションをクリアしていくというものだ。

最初のゲームは、「催眠ボイスチャレンジ」。各グループから代表者1名が選ばれ、与えられたセリフを、催眠的な声で相手に言わせるというものだ。咲良のグループからは、本人が自ら名乗り出た。彼女のしっとりとした、それでいて芯のある声は、催眠に最適だと感じられた。対する陽菜のグループからは、グループ内で一番声に艶があるというモデルの凛（りん）が選ばれた。

咲良は、相手の目をじっと見つめ、優しく、しかし有無を言わせぬ力強さで語りかけた。彼女の声に吸い寄せられるように、相手は次第に表情を緩め、咲良の言う通りに動いていく。私も思わず見入ってしまったほどの、見事な催眠だった。

一方、陽菜のグループの凛も、持ち前の色気を最大限に活かし、相手を魅了していく。彼女の甘く囁くような声は、聞いているこちらまでうっとりとしてしまうほどだ。そして、見事に相手を自分のペースに引き込み、ミッションを成功させた。

続くゲームは、「催眠ボディタッチチャレンジ」。これは、催眠能力を使ったボディタッチで、相手に心地よい快感を与え、リラックスさせるというものだ。各グループのメンバーがペアになり、順番に挑戦していく。

咲良のグループでは、咲良自身が相手を務めた。彼女は、指先で相手の肌を優しく撫で、時には指圧のように心地よく刺激していく。その一つ一つの動きに、相手はうっとりとため息をつき、恍惚とした表情を浮かべていた。彼女の繊細なタッチは、まるで魔法のようだった。

陽菜のグループでは、陽菜が率先してチャレンジした。彼女は、普段からモデルとして培った体の使い方が抜群だ。肩や背中を優しく揉みほぐし、その度に相手は心地よい刺激に身を委ねていく。彼女の指先から伝わる温かさと柔らかさは、参加者を至福の空間へと誘っていた。

ゲームが進むにつれて、สาวたちの間には、これまで以上に一体感が生まれていった。互いの催眠能力を認め合い、刺激し合いながら、各グループは着実にミッションをクリアしていく。そして、私の胸には、当初の「いたずら心」は薄れ、彼女たちが真に楽しんでいる姿を見ることへの喜びが大きくなっていった。

最終ゲームは、全てのグループを統合した「催眠ハーレム対決」。私が一人ずつสาวたちの元へ行き、それぞれのグループメンバーを順番に「催眠状態」に導いていく。そして、私の指示に従って、より官能的なパフォーマンスを披露してもらうのだ。

私はまず、咲良のグループの元へ向かった。プールサイドに並んだสาวたちに、私は優しく語りかける。

「さあ、咲良ちゃん、そしてみんな。今日の集大成です。私の声に耳を澄ませてください。そして、心を解放し、あなたたちの持てる全ての魅力を、このプールサイドに解き放ってください。」

私の声が、プールの水面に響き渡る。สาวたちは、ゆっくりと目を閉じ、私の言葉に忠実に従っていく。

最初にターゲットとなったのは、咲良だ。彼女の顔には、微かな緊張と、それ以上の期待感が浮かんでいる。私は彼女の耳元で、甘く、しかし力強くささやいた。

「咲良ちゃん、あなたの身体は、私の声に呼応して、もっともっと快感を求めています。恥ずかしがる必要はありません。感じるままに、あなた自身の身体を解放してください。」

私の言葉に、咲良の身体が微かに震える。彼女はゆっくりと目を開き、その瞳には、これまで見たこともないような熱い光が宿っていた。そして、彼女は、まるで意思を持ったかのように、自分の水着の紐をそっと緩め始めた。その大胆な仕草に、他のสาวたちからも感嘆の声が漏れる。

次は陽菜のグループだ。陽菜は、咲良のパフォーマンスを間近で見ながらも、自身の番を落ち着いて待っていた。彼女の冷静沈着な態度は、逆に私にさらなる興味を抱かせた。

「陽菜ちゃん、あなたはいつも冷静で、感情を表に出さないタイプですね。でも、あなたの身体の中には、私だけが知っている、激しい情熱が眠っています。さあ、その炎を解き放ちましょう。」

私がそう言うと、陽菜は、咲良とはまた違うアプローチで、自身の魅力を表現し始めた。彼女は、プールの水に濡れた肌を、自らの手で優しく撫で、その仕草一つ一つに、見る者を惹きつけるような妖艶な魅力を放っていた。

その後も、私は次々とสาวたちに催眠をかけていった。それぞれの性格や、普段のイメージとはかけ離れた、官能的な一面を引き出す。プールサイドは、สาวたちのうっとりとした声や、艶めかしい吐息で満たされていった。

大人数でのこの「いたずらハーレム」は、確かに私の趣味に走った部分もあったかもしれない。しかし、彼女たちが普段どれほどのプレッシャーの中で活動しているかを知っているからこそ、私はこの日、彼女たちに「自分自身を解放する時間」を提供したかったのだ。

夕暮れ時、プールサイドには、疲労感と共に、心地よい満足感が漂っていた。สาวたちは皆、普段の仕事の顔とは違う、どこか夢見心地な表情を浮かべている。

「監督、今日のイベント、本当に楽しかったです！」

咲良が、私の元に駆け寄ってきた。彼女の顔には、真っ赤なチークがさらに血色良く見えている。

「ありがとう、咲良ちゃん。みんなが楽しんでくれたなら、監督は嬉しいですよ。」

陽菜も、私の隣に来て微笑んだ。

「私も、こんな風に自分を解放できるなんて、思ってもみませんでした。また、こういう企画があったら、ぜひ参加したいです。」

彼女たちの言葉に、私は心から安堵した。あの「いたずらハーレム」は、彼女たちにとって、単なるゲーム以上の意味を持っていたのかもしれない。

夏の終わりのプールサイド。そこで繰り広げられた、監督とสาวたちによる、大人数の「催眠ハーレム」。それは、彼女たちの隠された魅力を引き出し、互いを認め合うきっかけとなった、忘れられない一日となったのだ。私もまた、この日、彼女たちの輝く笑顔を見ることができたことで、この仕事のやりがいを改めて感じることができたのだった。