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## 禁断の果実

真夏の太陽がアスファルトを焦がす、蒸し暑い午後だった。高層マンションの一室、涼やかなエアコンの風が肌を撫でる。俺、健一は、ノートパソコンの画面に釘付けになっていた。数々のマッチングアプリ、SNSの裏アカウント。そこは、俺にとって禁断の果実への入り口だった。

「りみさん、専業主婦。ムッツリスケベ」

プロフィール写真には、清楚な笑顔の女性が写っている。しかし、その瞳の奥に潜む、抑えきれない欲望の輝きに、俺は引きつけられた。メッセージを送り、数日後、俺たちは初めて会う約束を取り付けた。

待ち合わせ場所のカフェで、りみさんは現れた。写真よりも遥かに魅力的な、控えめながらも確かな色気を持つ女性だった。会話は弾み、予想以上に彼女のガードは緩やかだった。日頃の鬱屈した生活、家庭での抑圧。彼女の吐き出す言葉の一つ一つに、隠された欲望が滲み出ていた。

「本当は、もっと、解放されたいんです」

その言葉に、俺は確信した。彼女は、俺が求めている「リアルなエロさ」を秘めている。

夏希さん、現役女子大生。プロフィールには「超上玉裏垢さん」とだけ書かれていた。どんな「上玉」なのか、そしてどんな「裏垢」なのか。俺の好奇心を掻き立てるには十分だった。SNSのDMでやり取りを重ねるうちに、彼女の奔放で挑発的な一面が露わになった。

「ねぇ、もっとヤバい話、聞きたくない？」

その声は、まるで悪魔の囁きだった。夏希さんと会ったのは、彼女の大学の近くにある、少し場末感のあるバーだった。彼女は、予想を遥かに超える、大胆なファッションで現れた。その自信に満ちた瞳には、一切の迷いがなかった。

「私、全然、我慢できないタイプなんだよね」

彼女の言葉に、俺は身震いした。それは、俺が求めていた、純粋な欲望の塊だった。

レイラさん、キャリアOL。Gカップ巨乳。そのプロフィールに、俺は一瞬で心を奪われた。仕事のできる、都会的な女性。しかし、その胸に秘めたるものは、一体どれほどのものなのか。

「仕事は、ちゃんとやります。でも、プライベートは、別です」

レイラさんは、洗練されたレストランで会った。ワイングラスを傾けながら、彼女は時折、意味深な微笑みを浮かべた。その微笑みには、知性と、それを凌駕するほどの性的な魅力を感じた。

「普段は、結構、抑えているんです。だから、たまには…」

彼女の言葉の続きを、俺は聞くまでもなかった。

沙耶さん、イマドキ女子大生。「異常性欲モンスター」。その言葉に、俺は恐怖と、それ以上に強烈な興奮を覚えた。一体、どんな「モンスター」なのだろうか。

「私、もう、限界なんです。誰か、助けてくれませんか？」

沙耶さんと会ったのは、深夜の賑やかな繁華街だった。彼女は、その年齢にそぐわない、妖艶な雰囲気を持っていた。その瞳は、まるで獲物を探す捕食者のようにギラついていた。

「私、全然、満足できないんです。もっと、もっと、欲しいんです」

彼女の言葉は、俺の心の奥底に眠っていた、獣を呼び覚ますかのようだった。

俺は、これらの女性たちと、それぞれに時間を過ごした。マッチングアプリやSNSで繋がった「素人」たちは、予想以上に、いや、想像を遥かに超える「リアルなエロさ」を持っていた。

りみさんとの時間は、まるで秘密の儀式のように、静かで、しかし燃えるような情熱に満ちていた。彼女の専業主婦という立場、そして「ムッツリスケベ」という二面性。そのギャップが、俺の心を強く惹きつけた。日常から解放された彼女は、まるで別人のように大胆になった。その声、その吐息、その仕草。全てが、俺の五感を刺激した。

夏希さんとの時間は、予測不能なスリリングな冒険だった。彼女の「裏垢」での奔放さとは裏腹に、時折見せる女子大生らしい一面。その二面性の魅力に、俺は翻弄された。彼女との時間は、常に刺激的で、俺の日常を揺さぶるものだった。

レイラさんとの時間は、洗練された大人の駆け引きだった。キャリアウーマンとしての知性と、それを凌駕するほどの性的な魅力を併せ持つ彼女。そのギャップが、俺をさらに夢中にさせた。彼女との時間は、まるで高級なワインを味わうように、じっくりと、しかし確実に俺を酔わせた。

沙耶さんとの時間は、激しく、そして荒々しい嵐のようだった。彼女の「異常性欲モンスター」という言葉は、決して誇張ではなかった。その圧倒的な欲望の奔流に、俺はただ身を任せることしかできなかった。彼女との時間は、俺の限界を試すような、過激な体験だった。

俺は、これらの経験を、まるで宝物のように、静かに、そして大切に、心の中にしまっておこうと思った。それは、誰にも知られることのない、俺だけの秘密。そして、俺だけが知る、「リアルなエロさ」の記録。

しかし、その禁断の果実の甘美な味は、俺の心を離れなかった。再び、あの「リアルなエロさ」に触れたいという欲求が、静かに、しかし確実に、俺の心を支配し始めていた。ノートパソコンの画面には、再び、見慣れたアプリのアイコンが並んでいた。俺の、新たな「狩り」が、今、始まろうとしていた。