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## 彗星のごとく現れた、甘すぎる悪魔

「え、えっと…」

俺、田中健太。25歳、童貞歴25年。M男初心者、いや、M男にすらなれていない、ただの「男」だった。そんな俺の部屋に、彗星のごとく、いや、それ以上の衝撃で、彼女は現れた。

「そんな所に寝っ転がって、私にナニ期待してるの？」

その声は、まるでベルベットのような滑らかさで、俺の耳朶をくすぐった。顔を上げると、そこにいたのは、まさに「メチャンコ可愛い痴女」だった。いや、痴女という言葉はあまりにも陳腐すぎる。彼女の顔は、天文学的レベルで美しかった。透き通るような白い肌、吸い込まれそうな大きな瞳、そして、どこか妖艶な微笑み。まるで、絵画から抜け出してきたかのような、完璧な造形美。

「え、あの…」

俺は、声も出ずにただ立ち尽くしていた。彼女は、俺の隣に腰を下ろすと、ゆっくりと俺の顔を覗き込んだ。その距離感に、俺の心臓は早鐘を打った。

「ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫よ？ 私は、あなたの望みを叶えに来たんだから。」

望み？ 俺に望みなんてあったのか？ いや、あったとしても、こんなにも美しくて、しかも俺に話しかけてくれるような存在が、俺の望みを叶えてくれるなんて、夢にも思っていなかった。

「で、どうしたいの？ 言ってみて？」

彼女は、俺の耳元に囁いた。その吐息が、俺の首筋を撫でる。全身に鳥肌が立った。

「え、えっと…その…」

言葉が出てこない。俺は、ただ「痴女」という言葉しか思い浮かばなかった。しかし、彼女はそんな俺の反応を待っていたかのように、さらに甘く微笑んだ。

「ふふ、言えないの？ それなら、私が教えてあげようか？」

そう言って、彼女は俺の顔に手を伸ばした。その指先が、俺の頬を優しく撫でる。その感触に、俺は思わず目を閉じた。

「ねぇ、あなたは、もっと自分を解放してもいいんだよ？ 誰かのために、我慢することなんてないんだから。」

彼女の声は、まるで魔法のように、俺の心の壁を溶かしていく。普段、他人とまともに話すこともできない俺に、こんなにも優しく、そして大胆に話しかけてくれるなんて。

「でも、その…」

「でも、なんていらないの。私に、全部委ねてみて？」

彼女は、俺の耳元で、さらに囁いた。その言葉は、俺の脳髄に直接響くかのようだった。

「大丈夫。私は、どんなあなたも受け止めるから。」

その言葉に、俺は、これまで抑えつけていた感情が、堰を切ったように溢れ出してくるのを感じた。

「あの…その…」

俺は、震える声で、彼女に話しかけた。

「その…もっと…その…」

「もっと？ もっと、どうしてほしい？」

彼女は、俺の言葉の続きを促すように、俺の目を見つめた。その瞳には、探るような、そして誘うような光が宿っていた。

「その…あなたみたいな人に…その…」

「私みたいな人？ 私が、あなたにとってどんな存在か、教えてくれる？」

彼女は、俺の言葉を丁寧に拾い上げてくれた。まるで、俺の心の中を読んでいるかのように。

「その…なんていうか…すごく…すごく、可愛いなって…」

俺の言葉は、途切れ途切れになってしまった。しかし、彼女は、その言葉の裏に隠された本当の気持ちを汲み取ってくれたようだ。

「あら、ありがとう。でも、それだけ？」

彼女は、いたずらっぽく笑った。その笑顔は、俺の心をさらに掻き乱す。

「その…あと…その…」

「うんうん、ちゃんと聞いているわよ？」

「その…すごく、えっち…」

言い終わるかどうかのうちに、彼女は俺の唇を塞いだ。甘く、それでいて力強いキス。俺は、その感覚に、ただ身を任せるしかなかった。

彼女のキスは、まるで、計算され尽くした芸術品のように、俺の五感を刺激した。舌の触れ合い、吐息の温かさ。その全てが、俺を未知の世界へと誘っていく。

「ん…」

俺の口から、思わず声が漏れる。彼女は、その声を聞いて、さらにキスを深めていった。

「ふふ、そんなに反応してくれると、嬉しいな。」

キスが終わり、彼女は俺の顔を優しく撫でながら言った。その瞳には、先ほどよりもさらに熱い光が宿っていた。

「ねぇ、田中健太くん。あなたは、もっと大胆になれるわよ？ 私が、そうさせてあげる。」

彼女は、俺の耳元で、そう囁いた。その声は、俺の身体を、内側から熱くさせた。

「え、えっと…」

「大丈夫。恥ずかしがる必要なんてないの。だって、あなたは、私に全てを委ねてくれたんだから。」

彼女は、俺の服に手をかけた。その指先が、俺の肌を優しく撫でる。その感触に、俺は、これまで経験したことのないような感覚に包まれた。

「あなたには、まだまだ知らないことがたくさんあるわ。私が、全部教えてあげる。」

彼女の言葉は、俺の理性と本能を同時に揺さぶった。これまで、周りの目を気にして、自分の気持ちを抑えつけて生きてきた俺に、彼女は、新しい世界を見せてくれようとしていた。

「さあ、もっと私に触れてみて？ あなたの、その…可愛いところを、もっと見せて？」

彼女は、俺の手を自分の胸に導いた。その感触に、俺は、息を呑んだ。

「う、うん…」

俺は、震える手で、彼女に触れた。その柔らかさに、俺は、自分がどれだけ経験不足なのかを痛感した。

「ふふ、上手よ？ だけど、もっと、大胆に。」

彼女は、俺の耳元で、さらに囁いた。その声は、俺の理性を完全に麻痺させていく。

「あなたは、誰かのためじゃなく、自分のために、もっと楽しんでいいんだから。」

彼女の言葉は、俺の心に深く突き刺さった。これまで、自分を否定し続けてきた俺にとって、その言葉は、まるで救いの光だった。

「私に、あなたを幸せにさせて？」

彼女は、俺の顔を優しく見つめながら、そう言った。その言葉に、俺は、もう逆らうことができなかった。

「はい…」

俺は、震える声で、そう答えた。彼女は、その言葉を聞くと、さらに優しく微笑んだ。

「えらいえらい。じゃあ、まずは…」

彼女は、俺の耳元で、さらに甘い言葉を囁き始めた。その言葉は、俺の身体を、内側から熱くさせ、そして、俺を未知の快感へと導いていく。

その日、俺は、彼女に、これまで知らなかった世界の扉を開けてもらった。それは、計算され尽くされた、甘すぎる悪魔がくれた、最高の贈り物だった。そして、俺は、M男初心者として、ようやく第一歩を踏み出したのだ。彼女という、彗星のごとく現れた、甘すぎる悪魔に導かれながら。