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## 邂逅の夕暮れ

秋の風が、街路樹の葉を舞い散らせていた。二十年ぶりの同窓会。賑やかな会場の喧騒とは対照的に、私は静かに恩師・沢田先生と二人きりになっていた。先生はいつもの温厚な笑顔で、私の近況を穏やかに聞いてくれた。しかし、その笑顔の奥底に、何か影のようなものを感じた気がした。

同窓会も終盤に差し掛かり、先生は早めに失礼したいと告げた。駅まで送る途中、公園に立ち寄った。ベンチに腰掛け、学生時代の思い出話に花を咲かせた。夕焼け空が、公園の景色をオレンジ色に染めていた。懐かしい話に盛り上がり、自然と笑い声が溢れた。

しかし、その幸せな時間は長くは続かなかった。先生は突然、顔を蒼白にし、苦しそうな表情を浮かべた。「…具合が悪い…」と、かすれた声で呟いた。私は慌てて先生を支え、近くのホテルに連れて行った。

ホテルの部屋で、先生はソファに倒れ込むように座った。顔色はますます悪くなり、冷や汗が額に浮かんでいた。私は水を差し出し、背中をさすった。その時、先生は私の手を握りしめ、「…ごめん…少し…休ませて…」と、弱々しく言った。

静かに先生の傍らに寄り添い、心配そうに様子を見ていると、先生はゆっくりと目を閉じた。呼吸が浅く、心配でたまらなかった。そして、私は気がついた。先生の額に触れると、熱かったのだ。高熱にうなされているようだった。

「先生…大丈夫ですか？」と、声をかけると、先生はゆっくりと目を覚ました。しかし、先程までの苦しそうな表情は消え、代わりに、何とも言えない複雑な表情が浮かんでいた。

「…（名前）、君…側にいてくれるだけで…少し安心する…」と、かすれた声で言った。その言葉に、私は胸が締め付けられるような感覚を覚えた。

先生の熱を冷ますために、タオルを冷水で絞り、額に当てた。そして、その手から、先生の体温が伝わってきた。その温もりを感じながら、私はふとした疑問を持った。なぜ、先生はあんなに弱っていたのだろうか。高熱以外にも、何か隠していることがあるのではないだろうか。

その疑問が頭をよぎった瞬間、先生は私の服のボタンを解き始めた。驚きを隠せないまま、私はただじっと先生を見つめていた。

「…君…美しい…」と、呟くように先生は言った。そして、私の服をゆっくりと脱いでいった。

恥ずかしさと戸惑いが入り混じった複雑な感情が、私の心を押しつぶさんばかりだった。しかし、先生の優しい眼差しと、その眼差しに含まれた、これまで隠されていた感情を感じて、私は抵抗するのをやめた。

先生の指が、私の肌に触れた。その感触は、想像をはるかに超えるものであった。硬くなった乳首を、先生は丁寧に優しく舐めた。その行為に、私は全身に電流が走るような快感を感じた。

先生は、私の身体を丁寧に愛撫し、私の秘密の場所を、じっくりと見つめていた。その視線は、愛情と、深い憧憬を含んでいて、今まで感じたことのないような高揚感に包まれた。

先生は、私の身体を自分のものにするように、優しく、そして情熱的に愛してくれた。その行為を通して、先生はこれまで隠していた感情を、私へと解き放つように感じた。それは、生徒への愛情を超えた、もっと深い感情であった。

その後、私は先生とホテルのベッドで朝を迎えた。先生の腕の中で、私は安らかな眠りについた。それは、甘美な夢のような時間だった。しかし、同時に、その行為が私たちの人生にどのような影響を与えるのか、不安も感じていた。


## 再会の朝

朝の日差しが、ホテルの部屋を優しく照らしていた。先生の腕の中で目を覚ました私は、昨日の出来事を改めて思い返した。現実なのか、それとも夢なのか、まだはっきりとは分からなかった。

先生は、優しく私の髪を撫でてくれた。その手触りは、昨日の熱気を帯びた手とは違い、穏やかで優しいものであった。

「…おはよう…」と、先生は静かに言った。その声には、昨日の複雑な感情は影を潜め、穏やかな静けさだけが漂っていた。

昨晩の出来事について、私たちは何も言葉を交わさなかった。しかし、お互いの目を通して、共有された気持ちを感じることができた。それは、言葉では表現できない、深い理解と共感だった。

朝食後、先生はホテルを出る準備を始めた。駅まで送ると、私は先生の手を握った。

「先生…ありがとうございました…そして…ごめんなさい…」と、私は言葉を絞り出した。

先生は私の手を優しく握り返し、「こちらこそ…ありがとう…そして…ごめんね…」と、静かに言った。

駅に向かう車の中で、私は先生に別れを告げなければならないことを実感した。あの甘美な時間は、二度と戻ってこないだろう。しかし、あの夜の記憶は、きっと私の心に深く刻まれたまま、いつまでも消えることはないだろう。

先生を見送った後、私は一人、静かに公園を歩いた。夕焼け空は、昨日の情景とは違い、静かに、そして美しく、秋の空に溶けていた。


この公園で、私たちは二十年ぶりに再会し、そして、特別な時間を共有した。あの夜、私たちの間で交わされた言葉は少なく、それでも、お互いの気持ちが通じ合ったと感じた。それは、言葉を超えた、魂の共鳴だった。あの日の記憶は、私の人生における、忘れられない大切な宝物となるだろう。そして、この経験を通して、私は大人になるということ、そして、人生の複雑さについて、改めて考えさせられたのだった。