【無料エロ動画】好きな人の為に、私は堕ちて行きます…。 樋口みつは【アダルトAV】

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漆黒のリムジンが、東京の夜景を背景に滑らかに走り抜ける。車内では、ミツハ（20）が、傍らに座る北山（22）の腕に寄り添っていた。彼女は、名門財閥「一条グループ」の令嬢。容姿端麗、成績優秀、何不自由ない生活を送ってきた。そして、北山を深く愛していた。

北山は、その対照的な存在だった。粗野な言葉遣い、乱れた髪、体に刻まれた無数の傷跡。彼は、裏社会に深く関わる「黒龍会」傘下の「誠友興業」で働く、いわば企業舎弟だった。ミツハは、その事実を知りながらも、彼の奔放さ、そして彼女への深い愛情に惹かれていた。彼の過去については、曖昧な説明しか聞いていなかったが、それでも構わなかった。北山を愛する気持ちだけが、彼女の全てだった。

しかし、この夜、ミツハの運命は大きく狂い始める。

リムジンは、都心の喧騒から遠く離れた、薄暗く寂れた倉庫街へと差し掛かった。不安を感じながらも、ミツハは北山の言葉に導かれるように、倉庫の一室へと足を踏み入れた。そこには、想像を絶する光景が広がっていた。薄汚れたソファ、床に散乱するタバコの吸殻、そして、酒に酔い、淫靡な笑みを浮かべる男たちの集団。

「ミツハ、少しの時間、お願いがあるんだ」

北山の声は、普段の優しく甘い声とは全く異なっていた。冷たく、どこか威圧感さえ感じさせる声だった。

ミツハは、混乱しながらも、北山の顔を見つめた。彼の瞳には、いつもの愛情とは異なる、何か冷酷な光が宿っていた。

「…どういうことなの？」

ミツハの声は、震えていた。彼女は、自分が何をしているのか、これから何が起こるのか、全く理解できていなかった。しかし、北山への絶対的な信頼、盲信が、彼女を動けなくさせていた。

男たちは、ミツハに近づき、酒を勧め、体を触ろうとする。彼女は、抵抗しようとしたが、北山の手によって抑え込まれた。

「大丈夫だ、ミツハ。俺が守るから」

北山の言葉は、彼女をさらに混乱させた。守る？一体、誰から？そして、何を？

その瞬間、ミツハは理解した。北山は、彼女を「裏風俗」の世界に引きずり込もうとしていたのだ。誠友興業の仲間たち、そして黒龍会の幹部たちが、この企みに関わっていることは明白だった。彼女は、北山を愛するがゆえに、この恐ろしい罠に嵌め込まれたのだ。

抵抗する力も、逃げる勇気も、ミツハには残っていなかった。北山の言葉、彼の存在自体が、彼女にとっての絶対的な拠り所であり、同時に、牢獄でもあった。

男たちの言葉は、次第に下品になり、卑猥になり、ミツハの純粋な心を汚染していく。彼女の絶望は、深淵へと突き落とされていく。

数時間後、倉庫から出てきたミツハの顔は、涙で濡れ、目は虚ろだった。彼女は、体だけでなく、心も深く傷つけられていた。北山の嘘、裏切りの重みに押し潰されそうになっていた。

車の中で、北山は満足げな笑みを浮かべていた。彼は、ミツハの抵抗しない様子、そして、彼女の絶望に満ちた瞳を、冷酷な目で観察していた。

「うまくいったな」

北山の言葉は、ミツハの耳に、まるで毒蛇の吐息のように響いた。彼女は、何も言えず、ただ、窓の外の夜景を呆然と眺めていた。東京の華やかな光は、彼女にとっては、今はただ残酷な嘲笑のように見えた。

これから、彼女は一体どうなるのか。一条グループの令嬢という立場、そして、北山への盲目的な愛。それらは、彼女を救うのか、それとも、さらに深い闇へと突き落とすのか。ミツハの未来は、不確定要素に満ちていた。彼女の運命は、この夜、完全に狂ってしまったのだ。  この事件は、彼女の人生を、永遠に塗り替えることだろう。そして、その責任は、北山と、彼の黒龍会の仲間たち、そして、この闇社会のシステム全体にある。ミツハの悲劇は、単なる個人の不幸ではなく、社会構造の歪みによって引き起こされた、悲惨な現実を示唆していた。