【無料エロ動画】恥辱の抵当妻 広瀬りおな【アダルトAV】

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二年前、桜の舞う春に結婚式を挙げた治郎と理央奈は、幸せな新婚生活を送っていた。治郎は中小企業の営業部に勤め、理央奈は結婚を機に専業主婦になった。二人とも平凡だが温かい家庭を築き、将来への希望に満ち溢れていた。しかし、その希望は一年後、不況の波に飲み込まれた。

治郎の会社、三田商事の業績は急激に悪化。リストラの話も囁かれ始め、治郎の心にも暗い影が忍び寄ってきた。取引先の顔色を伺いながら、必死に仕事に励む日々が続いた。そんなある日、最大の取引先である北電子工業の北専務から呼び出しを受けた。

北専務の顔は険しかった。取引先への納品が遅れたこと、そしてその遅れによって北電子工業が被った損害について、厳しく詰問された。治郎は、納期に間に合うよう必死で努力したものの、予期せぬトラブルに見舞われ、結果として遅延してしまったことを説明した。だが、北専務の怒りは収まらず、冷徹な眼差しで治郎を責め立てた。

「三田商事の体たらくには、呆れるばかりだ。この損害、どうしてくれるんだ？」

会社の状況、そして自身の立場を考えると、上司に相談できる状況ではなかった。治郎は冷や汗をかきながら、沈黙した。

北専務は、しばらく沈黙した後、不意に言葉を切り替えた。

「……実はな、うちにも困っていることがあるんだ。経理担当が急に辞めてしまってな。人材募集もしているんだが、なかなか良い人材が見つからない。そこで君に提案がある」

治郎は、心臓がドキドキすると感じた。何が来るのか、予感した。

「君の奥さん、理央奈さんだろう？美人だし、きっと頭も良いだろう。我が社の経理担当として、無償で働いてもらえないか？」

治郎は言葉を失った。無償で？理央奈は経理の経験などない。北専務の提案は、明らかに不当なものだった。しかし、現状の三田商事の状況、そして自身の立場を考えると、断る言葉は喉の奥に詰まったままだった。

「…考えさせてください」

治郎は、震える声でそう答えた。

その夜、治郎は理央奈に北専務の提案を打ち明けた。理央奈は驚き、そして怒りを隠せない顔で治郎を見つめた。

「そんなの、絶対に無理よ！私、経理の経験なんて全くないし、そもそも無償で働くなんておかしいじゃない！」

理央奈の怒りは当然だった。しかし、治郎は、言葉を詰まらせた。

「…あのね、今、会社が本当に苦しい状況なんだ。北電子工業は、私たちの会社にとって、大きな取引先なんだ。もし、この申し出を断ったら、会社が…私が…」

治郎の言葉は、理央奈の怒りを鎮めるどころか、かえって彼女の不安を増幅させた。

結局、理央奈は治郎の説得に屈し、北電子工業で働くことになった。契約書には「無償奉仕」と明記され、理央奈は不当な扱いを受けながらも、必死に仕事に取り組んだ。しかし、それは北専務が仕組んだ巧妙な罠の始まりに過ぎなかった。

理央奈は北専務の要求に応え、会社の経理状況を把握し、財務状況を分析していくうちに、北電子工業に隠された不正を発見し始める。不正経理、脱税、裏金。それらは全て、北専務が中心となって行われていたものだった。

理央奈は、震える手で証拠を集めた。北専務の悪事を暴くために、彼女は危険な綱渡りを始めた。彼女は治郎に助けを求めたかったが、北専務が治郎を完全に掌握している事を感じ取っていた。もし、治郎に助けを求めたら、治郎まで巻き込まれる可能性があると判断した。

彼女は、全てを一人で背負い込む覚悟を決めた。そして、ついに、その証拠を匿名で国税庁に通報した。

数日後、北電子工業は国税庁の税務調査を受け、北専務の不正は明るみに出た。北専務は逮捕され、北電子工業は大きな損失を被った。

一方、理央奈の無償労働は、不正を暴くための重要な役割を果たしたと評価され、国税庁から感謝状を受けた。そのニュースはマスコミに取り上げられ、三田商事も理央奈の勇敢な行動を称賛した。

治郎も、理央奈の行動を知り、彼女の強さと勇気に改めて感動した。二人は、かつての温かい家庭を取り戻し、さらに強い絆で結ばれた。そして、彼らは改めて、平凡ながらも温かく、希望に満ちた未来を築いていくことを誓った。しかし、その過程で失われた時間、そして理央奈が受けた精神的な苦痛は、決して消えることのない傷として、二人の心に刻まれたままだった。