【無料エロ動画】本当は私…。マゾなんです。 めぐみさん24歳【アダルトAV】

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東京の空は、思ったより灰色だった。二十歳の冬、故郷を捨てて上京した僕は、希望に満ち溢れているというよりは、ただただ不安に押し潰されそうだった。大学進学はせず、何となく東京で生きてみようという、漠然とした理由だけが心の支えだった。

最初のバイトは、飲食店。厨房の暑さと、客の理不尽な要求に耐えかねて一週間で辞めた。次がコンビニ。深夜のシフトは孤独で、防犯カメラの死角でこっそりオナニーをするのが日課になった。叔父から譲り受けたエロ漫画が、その行為の燃料だった。薄汚れた表紙に描かれた、妖艶な女のイラスト。中身は、想像をはるかに超えるハードなものだった。女性が屈辱と快楽の狭間で悶える描写。その絵柄は、どこか生々しく、僕の心を強く揺さぶった。

特に、女性が抵抗しながらも、最終的には完全に服従し、犯される描写が衝撃だった。僕は、ページをめくりながら、自分自身をその女の立場に置き換えて想像した。抵抗するけれど、止められない。屈辱感と、同時にどうしようもない快感に溺れていく。その感覚は、まるで現実と幻想の境目が曖昧になるような、不思議な高揚感を与えてくれた。

バイトは次々と失敗した。倉庫作業、清掃、そして最後は宅配の仕事に落ち着いた。最初は重労働に体が悲鳴を上げたが、一人一台のバイクで、自分のペースで仕事を進められる自由さが、僕には心地よかった。黙々と走り、荷物を届け、黙々と帰ってくる。誰にも邪魔されない、自分だけの時間。その孤独の中で、僕は自分自身と向き合う時間が増えた。

叔父からもらったエロ漫画は、僕の孤独な夜の相棒だった。机の角に腰掛け、冷たくなった金属の感触を肌で感じながら、ページをめくる。女たちが悲鳴を上げる場面、抵抗するも力尽きる描写。僕は何度も何度も読み返し、指先でページをなぞりながら、その場面を自分のものにしようと試みた。

そのエロ漫画には、僕の性癖が凝縮されていた。スパンキング、イラマ、屈辱的な命令。そして、何よりも、グチャグチャにされたいという、どうしようもないマゾヒスティックな願望。僕は、漫画の中の女性が受けたような、激しい痛みと快楽の交錯を想像した。ザーメンの匂い。粘膜と粘膜が触れ合う音。それらは、僕の脳裏に鮮明に焼き付いていた。

宅配の仕事を通じて、少しずつ東京という街に慣れていった。昼間の風景、夜の喧騒。人々の表情、街の匂い。全てが、僕にとって新しい刺激だった。そして、その刺激は、僕の性癖をさらに増幅させていった。

ある日、配達中に見かけた、高級マンションの住人。その凛とした佇まいと、完璧なメイク。彼女が、漫画の中の女性のように、僕に屈辱を与え、その後に激しい快楽を味わわせる姿を想像した。僕は、ハンドルを握ったまま、思わずため息をついた。

それからというもの、配達先の人々の服装や容姿、話し方など、あらゆるものを、潜在的な性的対象として見てしまうようになった。想像はどんどんエスカレートしていった。制服姿の女性に、卑屈な言葉で命令されたり、激しい力で殴られたりする。その想像は、現実と非現実の境目を曖昧にし、僕の日常を徐々に侵食し始めた。

夜のバイクは、僕の性的な衝動を満たすための、一つの手段になっていた。静寂の中で、僕はハンドルを握りしめ、自分の性癖を自覚し、それを受け入れることから、徐々に解放されていく。

東京の夜空は、相変わらず灰色だった。けれど、僕の心は、少しずつ、しかし確実に、変化を遂げていた。叔父がくれたエロ漫画は、もはや単なる性的な刺激の源ではなかった。それは、僕の心の闇を照らし、そして、受け入れるための、一つの羅針盤だったのだ。僕は、この街で、自分自身の性を、これからも模索していく。それは、決して簡単な道のりではないだろうが、僕は、この暗い、しかしどこか魅力的な道を選んだのだ。そして、いつか、この混沌とした感情を、言葉にできる日が来ることを願っている。