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雨の降る夕暮れ時、公衆トイレの薄暗い空間は、いつも以上に陰鬱な雰囲気を漂わせていた。私は、仕事帰りの疲れた体を引きずりながら、ハッテン便所の扉を開けた。独特の、生ぬるく湿った空気が鼻を突く。便器の陶器の冷たさが、私の冷えた指先に伝わってくる。

今日一日、上司の怒号と、山積みの書類に追われて、精神は擦り切れる寸前だった。そんな苛立ちと疲労感が、トイレという閉鎖された空間の中で、さらに増幅していく。便器に座り、ため息をつくと、奥の方からかすかな物音が聞こえた。

誰かがいる。

一瞬、背筋が凍った。この時間、この場所で、他に人がいるとは考えにくい。恐る恐る、音のする方向へと目を向けた。

便器の仕切りの隙間から、わずかに見えるのは、開け放たれた個室のドアと、その奥でうずくまる人影。薄暗い照明の中ではっきりと見えないが、何か、異様な雰囲気を感じ取った。

好奇心と、抑えきれない不安が、私をその場所へと駆り立てた。ゆっくりと、音のする個室に近づいていく。そして、勇気を出して、ドアの隙間から覗き込んだ。

そこには、想像をはるかに超える光景が広がっていた。

個室のドアは完全に開け放たれ、男がパンツ一丁で立っていた。背筋は逞しく、鍛え上げられた筋肉が、たくましく盛り上がっている。まるで、彫刻のような肉体美だ。そして、彼は目を布で覆っていた。目隠しをしている。

その姿は、どこか神秘的で、そして、異様に性的な魅力を放っていた。

私の心臓は、まるでバク宙でもするかの様に激しく鼓動し始めた。今までの人生で、こんな光景を目にしたことがあっただろうか。

彼は、私の存在に気づいたのか、わずかに体を揺らした。その動きに合わせて、パンツの中で何かが大きく膨らんでいるのが見えた。硬く、太い肉棒が、布地を突き破らんばかりに勃起している。

理性を保つのは難しい。

私は、反射的に手を伸ばした。彼の肉棒に触れるように。

一瞬、男は身をのけぞらせた。しかし、それは恐怖によるものではなかった。むしろ、陶酔と快楽に似た表情が、目隠しの布越しにも感じられた。

「ふ…ふぅ…」

男は、低い、うめき声を漏らした。その声は、快楽に浸っている人間のそれだった。

私の指が、彼の肉棒に触れた瞬間、彼は大きく息を吸い込んだ。その感触は、想像をはるかに超えるものだった。弾力があり、温かく、そして、生命力に満ち溢れている。

「もっと…」

男は、かすかに言葉を漏らした。その声は、抑えきれない欲情に満ちていた。

私は、彼に触れている自分の手に驚きつつも、同時に、抑えきれない興奮を感じていた。

この場所、この状況、そして、目の前にいる男。すべてが、私を狂気に駆り立てていく。

私たちは、便所の狭い空間の中で、濃厚な絡みを始めた。お互いの体を求め合うように、絡み合い、触れ合い、そして、官能的な快楽に浸っていく。

彼の肉棒は、想像をはるかに超える大きさだった。私は、その太さに驚きながらも、貪るようにそれを口にした。彼は、私の行為に陶酔し、うめき声をあげながら、体を震わせていた。

一方、私は彼の硬い肉棒を私の体で受け止め、その感触に陶酔する。私たちは互いのアナルを掘り、その刺激に身を委ね、陶酔感を共有する。

それは、言葉では言い表せない程の、激しい、そして、官能的な体験だった。

ハッテン便所という、不衛生で、陰鬱な場所が、私達にとっては、最高の楽園となっていた。この出会いは、まさに、ハッテン便所の醍醐味と言えるだろう。雨音だけが響く、薄暗い便所の個室で、私たちは互いの欲望を満たしあった。そして、それは、決して忘れられない、私だけの秘密の記憶として、私の心に刻み込まれることになった。