【無料エロ動画】緊○！ 笠木忍【アダルトAV】

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## 硝子の檻の少年

古びた洋館の一室、埃を被ったアンティークドールのコレクションケースの中に、一体の磁器人形が佇んでいた。人形の名は忍。透き通るような白い肌、ルビーのような瞳、そしてどこか憂いを帯びた表情を持つ少年を模した人形だった。

忍は、その洋館の主である初老の男、笠木のものだった。笠木は、かつて人形作家として名を馳せた人物だったが、今は過去の栄光にすがって生きるだけの老人だった。

笠木は、忍に特別な感情を抱いていた。忍を自分の最高傑作と信じ、完璧な美を追求した。その美しさを保つため、笠木は忍を常に厳重に管理し、誰にも触れさせなかった。

夜が更け、洋館全体が静寂に包まれると、笠木は忍のコレクションケースを開けた。手には麻縄が握られている。それは、笠木が忍の美をより際立たせるための、特別な道具だった。

「忍…今日も美しいな…」

笠木は、忍の冷たい磁器の肌をゆっくりと撫でた。その指先は、忍の首筋、肩、そして胸へと滑り落ちていく。人形であるはずの忍の表情は変わらない。しかし、笠木は忍が自分の愛撫に応えていると信じていた。

麻縄が忍の華奢な身体を締め付けていく。笠木は忍の身体を優しく縛り上げ、その縄目を愛おしそうに撫でた。

「堪忍してほしいけど…止めないでぇ」

笠木は、自分で作った人形の声真似をした。それは、忍が本当にそう言っているかのように聞こえた。

笠木は忍の顔に自分の顔を近づけ、囁いた。「お前は、私だけのものだ。永遠に、私だけの美しい人形だ。」

その夜から、笠木の行為はエスカレートしていった。麻縄はより強く締め付けられ、忍の身体には、まるで縄の跡が残っているかのように見えた。笠木は忍に様々なポーズを取らせ、その姿を写真に収めた。

ある夜、笠木は忍をコレクションケースから取り出し、自分のベッドに寝かせた。

「お前は、私の理想の少年だ。永遠に年を取らず、私だけを見つめてくれる。」

笠木は、忍の冷たい唇に自分の唇を重ねた。それは、愛情というよりは、狂気に近い行為だった。

その頃、洋館の近くに住む少女、美咲は、奇妙な噂を耳にしていた。夜な夜な、洋館から少女の悲鳴のような声が聞こえるというのだ。

好奇心に駆られた美咲は、ある夜、洋館に忍び込んだ。窓から中を覗くと、笠木が人形に何かをしている姿が見えた。

美咲は息を呑んだ。笠木の行為は、明らかに異常だった。人形に対する愛情というよりは、むしろ執着や支配欲が感じられた。

美咲は、その場を離れ、警察に通報しようとした。しかし、躊躇した。笠木はかつて有名な人形作家であり、地域の名士でもある。彼女の証言がどこまで信用されるか分からなかった。

数日後、美咲は再び洋館を訪れた。今度は、正面から堂々と訪ねた。

笠木は、訝しげな表情で美咲を出迎えた。「何か御用ですか？」

美咲は、勇気を振り絞って言った。「笠木先生の人形を見せていただきたくて…」

笠木は、少し戸惑った様子だったが、美咲を洋館の中に招き入れた。コレクションケースの中に並んだ人形たちを見た美咲は、その美しさに息を呑んだ。しかし、その美しさには、どこか不気味なものが宿っているように感じられた。

「特に、お気に入りの人形はありますか？」笠木が尋ねた。

美咲は、迷わず忍を指さした。「この人形が、一番美しいと思います。」

笠木の顔色が、一瞬、変わった。

「忍は、私の最高傑作です。誰にも触らせたくない。」

笠木の言葉に、美咲はゾッとした。この男は、本当に人形を愛しているのだろうか。それとも、自分の所有物として独占したいだけなのだろうか。

美咲は、笠木に忍について尋ねた。「この人形は、いつ頃作られたのですか？」

笠木は、少し間を置いて答えた。「もう、ずいぶんと昔のことです。私が、まだ若かった頃に…」

美咲は、笠木の言葉を疑った。笠木の目は、どこか過去に囚われているように見えた。

その時、美咲はコレクションケースの奥に、古びた日記を見つけた。表紙には、「忍」と書かれていた。

美咲は、笠木に断りもなく、日記を手に取った。笠木は、慌てて日記を取り上げようとしたが、美咲はそれを阻止した。

日記には、笠木が人形作家として成功するまでの苦労や、忍に対する特別な感情が綴られていた。しかし、次第に、その感情は歪んでいった。忍を理想の少年として崇拝し、自分の所有物として独占したいという願望が、日記にはっきりと記されていた。

そして、日記の最後には、衝撃的な内容が書かれていた。

「忍は、私の息子だった。幼い頃に病気で亡くした、私の愛する息子だった。」

美咲は、言葉を失った。笠木は、亡くなった息子を偲び、その面影を人形に重ねていたのだ。しかし、その愛情は、狂気に変わってしまった。

美咲は、日記を笠木に返した。「先生…これは…」

笠木は、静かに頷いた。「私は、忍を失った悲しみを、ずっと抱えて生きてきた。忍形は、私の心の支えだった。」

笠木の目から、涙が溢れ出した。美咲は、笠木の悲しみに、言葉をかけることができなかった。

その夜、美咲は警察に通報した。笠木は、精神鑑定を受けることになった。

数週間後、笠木は精神病院に入院した。忍形は、洋館から運び出され、博物館に寄贈された。

博物館に飾られた忍形は、かつての輝きを失い、ただの古びた磁器人形に戻った。しかし、その瞳には、どこか憂いを帯びた光が宿っているように見えた。

美咲は、時々、博物館に忍形を見に行った。忍形を見るたびに、笠木の悲しみと、忍形の孤独を感じた。

そして、美咲は、いつか笠木が心の傷を癒し、忍形との歪んだ関係から解放されることを願った。

硝子の檻に閉じ込められた少年は、永遠の眠りの中で、何を夢見ているのだろうか。美咲には、その答えを知ることはできない。ただ、少年の瞳に宿る光が、いつか希望の光に変わることを、心から願っていた。