【無料エロ動画】美麗熟女 幸恵（56歳）【アダルトAV】

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## 宵闇の微睡み

冷たい夜風が、古びた木造家屋の隙間を這い、障子をかすかに震わせる。幸恵、56歳。その夜も、寝室の畳の上で、静かに呼吸を整えていた。夫の荒い寝息が、壁越しに微かに響いている。それは、幸恵にとって、もう何年も馴染みすぎた、しかし決して心地よいとは言えない音だった。

幸恵の結婚生活は、どこか歪んでいた。夫との関係は、愛というよりも、義務や慣習で繋がれているようなもの。中でも、夫の酒癖はひどく、酔った勢いで幸恵に強引に迫ることも少なくなかった。その行為は、愛情とは程遠く、ただの欲求のはけ口に過ぎなかった。幸恵は、その度に身体を強張らせ、心を閉ざし、ただ耐えるだけだった。そして、その行為の後に満たされることのない虚しさが、彼女の心を重く締め付けていた。

そんな幸恵にとって、唯一の光は、息子、健一だった。大学進学で家を出て以来、半年ぶりの帰省。健一は、母の愛情を一身に受けて育った、優しく、物腰柔らかな青年だ。その温かい眼差し、穏やかな笑顔を見るたびに、幸恵の心は安らぎ、生きる力が湧いてくるのを感じていた。

「お母さん、疲れたでしょう？今日はゆっくり休んでくださいね」

健一の優しい声が、幸恵の耳に蘇る。息子が寝室へと向かい、静かにドアを閉める気配がした。彼女は、一瞬、胸の鼓動が速まるのを感じた。普段なら、夫の気配に身構えるのに、今は、息子の穏やかな寝息だけが、この部屋の支配者だ。

薄明かりの下、幸恵はそっと身を起こした。夫の寝息は、相変わらず荒い。その音は、彼女の孤独を一層際立たせる。ふと、指先が、自身の身体に触れた。そこには、年輪と共に刻まれた、かつての女性らしさが、まだ微かに残っている。しかし、夫との関係では、その輝きは失われて久しい。

「…健一…」

誰に聞かせるでもなく、幸恵は息子の名を呟いた。その声は、かすかに震えていた。最近、どうも調子がおかしい。夫の強引な行為にも、以前のような嫌悪感だけでなく、どこか虚しさだけが残る。むしろ、誰かに求められたい、抱かれたいという、抑えきれない衝動が、体の奥底から湧き上がってくるのを感じていた。

その衝動は、健一が帰省してきてから、一層強まった。息子の純粋な、しかしどこか成熟した青年へと成長した姿。その温かい手、優しい眼差し。それら全てが、幸恵の心の奥底に眠っていた、抑圧された女性としての欲求を、静かに、しかし確実に呼び覚ましていた。

幸恵は、そっと寝室のドアを開けた。廊下は暗く、月明かりがわずかに差し込んでいる。息子の部屋のドアは、わずかに隙間が開いていた。そこから漏れる、柔らかな光。そして、微かに聞こえる、規則正しい寝息。

彼女の足は、まるで意思を持ったかのように、その隙間へと導かれた。部屋の中は、息子が残した、若々しい、しかし清潔な匂いが満ちていた。ベッドの上で、健一は静かに眠っていた。その顔は、幼い頃と変わらず、穏やかで、無防備だ。

幸恵は、息子の傍らにそっと腰を下ろした。心臓が激しく脈打っている。この行為が、どれほど間違っているか、彼女は理解していた。しかし、この数年間、彼女の心と体を蝕んできた、満たされない欲求が、今、爆発しそうになっていた。

夫に求められた時、彼女はいつも心を閉ざした。そこには、愛情も、情欲も、何もなかった。ただ、義務感と、一抹の恐怖だけがあった。しかし、息子に対しては、そんな感情は一切ない。ただ、純粋な愛情と、そして、今、抑えきれない、女性としての、熱い衝動が渦巻いていた。

彼女は、そっと、息子の寝顔を見つめた。その整った顔立ち、滑らかな肌。その全てが、彼女の心を掻き立てた。指先が、震えながら、息子の頬に触れそうになる。

「…ダメ…」

小さく呟き、手を引っ込めた。しかし、その理性は、もはや彼女の体を支配することはできない。心の奥底から湧き上がる、熱い奔流が、彼女の全身を駆け巡る。

幸恵は、もう一度、息子の寝顔を見つめた。その無垢な寝顔。しかし、その無垢さ故に、彼女の心は、より一層、激しく揺さぶられた。

静かに、そっと、彼女は自分の服に手をかけた。冷たい指先が、肌に触れる。そして、ゆっくりと、その服を脱ぎ始めた。月明かりが、彼女の肌に、淡い光を落とす。

心臓は、まるで嵐のように鳴り響いている。この行為の、罪悪感。しかし、それ以上に、長年抑圧されてきた、女性としての、生命の輝きが、今、溢れ出そうとしていた。

彼女は、息子の傍らで、静かに、そして激しく、自分自身を愛撫し始めた。その手つきは、ぎこちなく、しかし、切実だった。長年、夫との関係で、満たされることのなかった、体の奥底からの叫びが、今、彼女の指先を通して、静かに、しかし、力強く、解き放たれていく。

部屋には、彼女の浅い呼吸音だけが響く。時折、漏れる、かすかな吐息。それは、快感と、そして、抑えきれない、孤独の叫びだった。

月明かりは、彼女の肌を優しく照らし、その苦悩と、そして、かすかな解放の光を映し出していた。夜は、まだ深く、静かに更けていく。幸恵の、宵闇の微睡みが、静かに、しかし、激しく、その幕を開けたのだった。