【無料エロ動画】美麗熟女 恭子さん（仮）【アダルトAV】

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## 熟れた果実

夏の盛り、緑濃い山々に囲まれた静かな田舎町。蝉の声が耳をつんざき、アスファルトからは湯気が立ち上るような暑さの中、私は祖母の家で夏休みを過ごしていた。祖母は数年前に亡くなり、家は叔父が一人で管理していた。叔父は、私の母の弟で、大学卒業後も地元を離れず、この古い日本家屋で静かに暮らしていた。

叔父は、私にとって少し特別な存在だった。背が高く、がっしりとした体格。大学時代はラグビーをやっていたと母から聞かされた。大人びた雰囲気と、時折見せる子供のような屈託のない笑顔のギャップに、幼い頃から憧れにも似た感情を抱いていた。高校生になった今、その憧れは、さらに複雑なものへと姿を変えつつあった。

叔父は、近所でも評判の「不器用で優しい人」。料理は苦手だが、庭の手入れは欠かさない。夏になると、青々とした野菜や、真っ赤に熟れたトマトをたくさん作っていた。そのトマトが、いつしか私の頭の中で、叔父の体と結びつくようになっていた。

「お姉さん、トマト採れたよ。持っていくかい？」

夕暮れ時、庭から聞こえてきた叔父の声に、私は思わず「うん！」と返事をした。汗ばんだ額をぬぐいながら、叔父が手に提げた籠を抱えて家に入ってきた。籠には、朝露を宿したような、瑞々しいトマトがぎっしりと詰まっていた。

「ありがとう、叔父さん」

「どういたしまして。新鮮なうちに食べてね」

叔父は、額に滲む汗を手の甲で拭いながら、私に微笑みかけた。その汗が、夕日に照らされてキラリと光る。日焼けした肌に、鍛えられた腕の筋肉が浮き上がって見える。触れてみたい、という衝動に駆られたが、ぐっとこらえた。

「叔父さん、最近、太った？」

ふと、口をついて出た言葉に、叔父は少し驚いた顔をした。

「そうかね？ 夏だから、食欲が増したのかもな」

そう言って、叔父は豪快に笑った。その笑い声が、私の胸に心地よく響く。

「でも、なんだか、丸くなったみたい」

「丸くなった？ ふふ、そうかもな。でも、これでも、昔はもっと筋肉質だったんだぜ？」

叔父は、自分の腕を軽く曲げてみせた。力こぶが、ぷっくりと膨らむ。それを見ながら、私は、 ripe fruit (熟れた果実) という言葉を連想した。祖母がよく言っていた、あの言葉。

「もう、熟れきっちゃったのかな？」

私の言葉に、叔父の笑顔が少しだけ凍りついたように見えた。

「熟れきっちゃった…とは？」

「えっと…もう、これ以上、どうしようもないくらい、美味しい、みたいな？」

私は、言葉を選びながら、必死に説明した。叔父は、私の言葉に、しばらく考え込むような表情をしていた。そして、ふっと、子供のように悪戯っぽい笑顔を見せた。

「なるほどな。お姉さん、面白いこと言うね」

その夜、私はなかなか寝付けなかった。窓の外からは、相変わらず蝉の声が聞こえる。しかし、その声は、先ほどまでの賑やかさとは違い、どこか物悲しい響きを帯びているように感じられた。

叔父のこと。トマトのこと。そして、あの「熟れた果実」という言葉。それらが、頭の中でぐるぐると渦巻いていた。

翌朝、私は早起きして、庭に出た。太陽はまだ低く、朝露がきらめいている。朝食の支度をしている叔父の声が、台所から聞こえてくる。

「叔父さん、もう起きたの？」

「ああ、そろそろ朝食の準備でもしようかと思ってな」

叔父は、エプロン姿で、白米を炊いているところだった。その姿は、いつものように穏やかで、少し頼りない。しかし、その逞しい背中を見ていると、なぜか胸が締め付けられるような感覚に襲われた。

「叔父さん、昨日言ってた、トマト、もう食べられる？」

「ああ、もちろん。今朝も採れたてだよ」

叔父は、籠いっぱいのトマトを抱えて、縁側に出てきた。そのトマトは、昨日よりもさらに赤みを増し、艶やかに光っていた。まるで、太陽の恵みを一身に浴びて、甘みを蓄えた熟れた果実のようだった。

私は、そのトマトを一つ手に取った。ずっしりとした重み。指先から伝わる、柔らかな感触。そして、鼻腔をくすぐる、甘酸っぱい香り。

「わあ、美味しそう」

「だろ？ 太陽の恵みだよ」

叔父は、私にトマトを差し出しながら、嬉しそうに笑った。その笑顔が、いつもよりも、少しだけ大人びて見えた。

私は、トマトを一口かじった。口の中に広がる、濃厚な甘みと酸味。瑞々しい果肉が、喉を滑り落ちていく。それは、私が今まで食べたどんなトマトよりも、甘くて、ジューシーで、そして、どこか切ない味がした。

「美味しい…」

思わず、声が漏れた。

「よかった。お姉さんの口に合ったかい？」

叔父は、満足そうに頷いた。その横顔を見ていると、私は、どうしても、あの言葉を思い出さずにはいられなかった。

「叔父さん…」

「ん？」

「あのね、私…」

言葉に詰まってしまった。何を言えばいいのか、わからない。でも、このまま、この甘酸っぱい気持ちを、一人で抱えているのは、もう限界だった。

叔父は、私の顔をじっと見つめていた。その瞳には、いつもの穏やかな光とは違う、何か熱いものが宿っているように見えた。

「どうしたんだ、お姉さん？」

叔父の声が、少しだけ低くなった。

「私…叔父さんのこと…」

言葉が、喉に張り付いて、出てこない。ただ、胸が、ドキドキと高鳴るだけだった。

叔父は、ゆっくりと私の手を握った。その手は、大きくて、力強かった。しかし、その指先は、驚くほど優しかった。

「わかってるよ」

叔父は、そう言って、私の髪を優しく撫でた。その手つきは、まるで、幼い子供をあやすかのようだった。しかし、その瞳は、もう、子供のそれではなかった。

「熟れた果実…か」

叔父は、独り言のように呟いた。そして、私の顔を、さらに近くで見つめた。

「お姉さんも、もう、子供じゃないんだな」

その言葉は、私に、告白の許可を与えてくれたかのようだった。

私は、顔を上げ、叔父の瞳を見つめ返した。夕陽が、二人の間に、長い影を落としていた。

「叔父さん…」

もう一度、私の声が震えた。

叔父は、何も言わなかった。ただ、ゆっくりと、私に顔を近づけてきた。

そして、その唇が、私の唇に触れた。

それは、まるで、熟れた果実が、静かに、しかし、確実に、その甘みを解放していくような、そんな温かい、そして、少しだけ切ない、初めてのキスだった。

夏草の匂いが、風に乗って運ばれてくる。蝉の声が、二人の間の、静かな鼓動を、さらに際立たせていた。

熟れた体に我慢できなくなった叔父は、ついに、この熟れきった果実を、その腕の中に、優しく、しかし、力強く、抱きしめたのだった。