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美麗熟女 麻子(60歳)の詳細情報まとめ。安全に無料動画視聴!

サムネイル

商品ID bireijukujo-0140
タイトル 美麗熟女 麻子(60歳)
紹介文 夫が亡くなって数年、女手ひとりで息子を育てていたという麻子さん60歳。いつもどこか寂しくて、仲が良かった夫を思い出しては自ら慰めていたという…。そんなところを息子に見られてしまい…。性欲を抑えられなくなった還暦母と息子の、屈折した家族の絆の官能ドラマ。
レーベル名 美麗熟女
メーカー名 美麗熟女
カテゴリ 近親相姦
出演者 麻子
公開開始日 2022年06月23日

 

## 潮騒の記憶

麻子、六十歳。夫の啓一が逝ってから、もう五年になる。残されたのは、この海辺の小さな家と、健やかに育った一人息子、悠。悠は三十歳。東京で設計事務所を営んでおり、週末になると必ずこの家に戻ってきてくれる。それが麻子の唯一の楽しみであり、そして、密やかな慰めだった。

啓一との結婚生活は、穏やかで、満ち足りていた。趣味の園芸に興じる啓一の隣で、麻子はお茶を淹れ、静かに微笑んでいた。二人で歩いた海岸線、海鳥の鳴き声、潮の香りに混じる啓一のタバコの匂い。それら全てが、麻子の胸の奥に温かい記憶として刻まれていた。しかし、啓一が突然、静かに眠るように逝ってしまってから、麻子の世界は色褪せた。

悠が帰ってこない日は、静寂が麻子を包み込む。ラジオから流れる賑やかな音楽も、テレビのドラマの台詞も、空虚に響くだけだった。そんな時、麻子は啓一との思い出を辿った。二人で過ごした季節、交わした言葉、触れ合った指先。その温もりを思い出すたびに、麻子の指先が自然と自分の肌を撫でていく。抑えきれない、胸の奥底から湧き上がる切なさが、麻子を甘い痺れへと誘った。それは、啓一との愛の記憶と重なり合い、麻子だけの秘密の慰めとなっていた。

ある週末のことだった。夕食を終え、悠がリビングでくつろいでいる間、麻子は自室で、啓一の遺影を眺めていた。写真の中の啓一は、いつものように優しい笑顔を浮かべている。麻子は、そっと啓一の頬に触れた。ひんやりとしたガラス越しの感触。切なさと共に、胸の奥が熱くなる。自然と、麻子の指は自分の胸元へと向かった。薄い化繊のナイトウェア越しに、自身の肌を撫でる。啓一を想うたびに蘇る、あの切ない熱。それは、もう何年も触れていない、夫との愛の記憶を呼び覚ます。

「母さん…?」

突然、ドアが開いた。悠の声だ。麻子は慌てて手を引っ込めたが、もう遅い。悠の視線が、麻子の胸元に注がれているのを、麻子は感じた。悠は何も言わず、ただ麻子をじっと見つめている。その瞳の奥に、戸惑いとも、そして何か別の感情ともつかないものが宿っているように見えた。麻子は顔が熱くなるのを感じ、俯いた。

「どうしたの、悠?」

震える声で尋ねる麻子に、悠はゆっくりと首を横に振った。そして、何も言わずに部屋を出て行った。

その夜、麻子の眠りは浅かった。悠のあの視線が、麻子の脳裏から離れない。そして、あの時の自分の行為が、息子の目にどう映ったのだろうか。恥ずかしさと、言いようのない動揺に、麻子の体は火照っていた。

翌朝、食卓にはぎこちない空気が漂っていた。悠はいつもより口数が少なく、視線も合わない。麻子もまた、どう接すれば良いのか分からずに、ただ黙々と朝食の準備をしていた。

「母さん…昨日の夜、どうしたの?」

意を決したように、悠が静かに尋ねた。麻子は息を呑んだ。ここで、どう答えるべきか。真実を話す? いや、そんなことはできない。

「何でもないわよ。ただ、啓一さんのことを思い出していただけ。」

麻子は努めて平静を装って答えた。悠は少し間を置いてから、「そっか」とだけ呟いた。その声には、納得しているのか、それとも何かを隠しているのか、判別できない響きがあった。

その日から、麻子と悠の関係は微妙に変化した。以前のように、何でも話せる親子という関係ではなくなり、どこかぎこちなさが残るようになった。悠は東京での仕事に忙殺されるようになり、家に戻ってくる頻度も減った。麻子は、一人、静寂の中で啓一を想う日々に戻った。しかし、あの夜の出来事が、麻子の胸に別の感情を芽生えさせていた。それは、悠の視線に映っていた、あの複雑な感情への戸惑いと、そして、微かな、期待のようなものだった。

ある雨の日の午後、悠が仕事の合間に突然、家に戻ってきた。麻子は驚きながらも、悠の顔を見るなり、胸の奥がざわめいた。悠は、以前にも増して逞しくなっていた。雨に濡れた髪、少しやつれた顔。それら全てが、麻子の胸を締め付けた。

「母さん、ちょっと休みに来たんだ。」

悠はそう言って、麻子の隣に座った。二人の間に、再び沈黙が流れる。麻子は、無意識のうちに、指先で自分の唇をなぞっていた。啓一との甘い記憶と、そして、悠のあの視線。その二つが、麻子の内で混ざり合っていく。

「母さん、顔色悪いよ。疲れてるんじゃない?」

悠が、麻子の頬にそっと手を伸ばした。その指先が、麻子の肌に触れる。ひんやりとした、でも温かい感触。麻子の胸が、ドキリと高鳴った。悠の指先は、麻子の頬を優しく撫で、そのまま、首筋へと滑り降りていく。麻子は、息を詰めた。

「悠…?」

麻子の声が、かすかに震えた。悠の瞳が、麻子を見つめている。その瞳には、戸惑いと、そして、抗いがたい衝動が宿っていた。

「母さん…俺、母さんのこと、ずっと…」

悠の声が、途切れ途切れになる。麻子は、悠の言葉の続きを聞くことができなかった。いや、聞きたくなかったのかもしれない。でも、麻子の体は、悠の言葉を、そして悠の触れ方を、求めているように感じられた。

啓一を想うたびに湧き上がっていた切ない熱が、今、悠の存在によって、より一層燃え上がっていた。それは、禁断の愛の予感に満ちた、甘く、そして危険な熱だった。麻子は、悠の温かい手に、そっと自分の手を重ねた。悠の指先が、麻子の肌の上で、さらに熱を帯びていく。

雨音だけが、二人の部屋を静かに包み込んでいた。麻子と悠。母と息子。その間に横たわる、複雑で、そして歪んだ絆が、今、静かに、しかし確かに、その姿を現そうとしていた。麻子の胸は、啓一への罪悪感と、悠への抗いがたい衝動で、激しく波打っていた。これから、二人の間に何が起こるのだろうか。麻子はその結末を、恐怖とともに、しかし、どこか期待するように見つめていた。潮騒のような、切なくも甘い、禁断の愛の物語が、静かに幕を開けようとしていた。

 

 

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