【無料エロ動画】義母の囁き 梨々花【アダルトAV】

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## 嵐の夜に

1ヶ月前、静寂を破るように実家には義理の息子が帰ってきた。梨々花は、仕事をやめてからは専業主婦として、夫・健一の帰りを待つ日々を送っていた。健一は典型的な亭主関白で、梨々花にとって家庭は安息の地ではなかった。炊飯器の炊き加減が少しでも気に入らない、洗濯物の乾きが悪い。些細なことで健一は梨々花を怒鳴りつけ、その言葉は鋭く彼女の心を傷つけた。

そんな梨々花にとって、義理の息子・悠真の存在は、乾いた大地に差し込む一筋の光のようだった。大学を卒業し、社会人として巣立っていった悠真が、なぜか実家に戻ってきたのだ。健一の威圧的な言動に耐える梨々花の姿を、悠真はいつも静かに見守ってくれた。

「お母さん、大丈夫？」

健一に叱責され、俯きがちにキッチンに立つ梨々花の背中に、悠真がそっと声をかける。その声には、非難も、見下すような響きもない。ただ、純粋な気遣いが込められていた。梨々花は、その温かい眼差しに、これまで感じたことのないときめきを覚えるようになった。

悠真は健一とはまるで違った。彼も30歳になり、落ち着きと、どこか人を惹きつける魅力を持っていた。梨々花と悠真は7歳違い。年齢差はあるものの、悠真の穏やかで思慮深い言動は、梨々花を魅了するには十分すぎるほどだった。健一の荒々しい言葉とは対照的に、悠真の口から発せられる言葉は、いつも優しく、包み込むようだった。

「お母さん、疲れているでしょう。夕食、僕が作りますよ。」

ある日、健一の機嫌が悪く、梨々花は夕食の準備中に健一の怒鳴り声を聞いた。いつものように、梨々花は息を潜めるように作業を続けたが、冷や汗が背中を伝う。その時、悠真がキッチンに現れ、穏やかな声で言った。

「お母さん、無理しないでください。僕が手伝います。」

悠真は慣れた手つきで野菜を切り始め、梨々花に気遣うように話しかけた。

「健一さんの機嫌、あまり良くないみたいですね。お母さん、いつも大変そう。」

その言葉に、梨々花は胸の奥が熱くなるのを感じた。悠真は、自分がどれだけ日々苦しんでいるかを、まっすぐに見抜いてくれたのだ。健一に「女のくせに」と軽んじられ、家事のミスをことあるごとに責められる。そんな自分を、悠真だけが理解してくれている。

健一の運転する車に乗せられ、家族で出かけた日。健一が運転に集中するあまり、助手席で梨々花が窓の外を見ているのを無視して、一方的に話を続けた。梨々花は、車窓に映る自分の疲れた顔を見ながら、ため息をついた。その時、後部座席から悠真の声がした。

「お母さん、窓の外、綺麗ですね。写真撮りましょうか？」

悠真はスマートフォンのカメラを構え、窓の外の景色を撮ろうとする梨々花の隣にそっと移動した。そして、何気なく梨々花の肩に手を置いた。その接触に、梨々花は心臓が跳ね上がるのを感じた。健一とは全く違う、暖かく、優しい感触だった。

悠真の優しさに触れるたび、梨々花は健一との差を痛感した。健一は「男だから」という理由で家庭を顧みず、梨々花に専業主婦としての務めを強いた。しかし、その「務め」を果たすための、彼女の心の支えは何もなかった。悠真の存在だけが、彼女の心を慰める唯一のものだった。

次第に、梨々花は悠真の顔を見るだけで、胸が高鳴るようになった。朝食の時、悠真が「おはようございます、お母さん」と微笑みかけるだけで、梨々花は顔が赤くなるのを感じた。健一が外出している間に、悠真と二人きりになった時、彼は梨々花にコーヒーを淹れてくれた。

「お母さん、最近、あまり笑ってない気がします。」

悠真は、梨々花の顔をじっと見つめながら言った。その真剣な眼差しに、梨々花は言葉を失った。

「大丈夫…」

か細い声で答えるのが精一杯だった。

「無理しないでくださいね。」

悠真はそう言って、梨々花の手にそっと自分の手を重ねた。その瞬間、梨々花の全身を熱い電流が駆け抜けた。悠真の指先は、驚くほど柔らかく、温かかった。健一の荒々しい手とは、あまりにも違っていた。

その夜、健一は出張で家を空けていた。静かな夜だった。梨々花は、リビングで一人、ぼんやりとテレビを見ていた。突然、悠真がリビングに入ってきた。

「お母さん、まだ起きていましたか？」

悠真は、いつものように穏やかな表情だった。しかし、その目には、梨々花だけが気づく微かな光が宿っていた。

「ええ…」

梨々花は、平静を装おうと努めたが、声が震えてしまった。

「お母さん、健一さんのこと、辛いことも多いでしょう。」

悠真は、梨々花の隣に座り、そして、ゆっくりと梨々花の手に自分の手を重ねた。その時、外では、風が唸り始めた。窓ガラスを叩く雨音が、次第に激しさを増していく。

「悠真さん…」

梨々花は、震える声で悠真の名前を呼んだ。悠真は、梨々花の顔を、吸い込まれるような瞳で見つめていた。

「お母さん…」

二人の間に、言葉はもう必要なかった。嵐の夜は、静かに、しかし、抗いがたい力で、二人の距離を縮めていった。外では激しい雨風が吹き荒れ、家の中では、静かな、しかし、熱い感情が渦巻いていた。梨々花は、悠真の温かい手に、自分の手を握りしめられた。その瞬間、彼女の心に、これまでの苦しみが、そして、抑えきれない衝動が、一気に押し寄せた。

翌朝、嵐は過ぎ去っていた。しかし、梨々花の心には、激しい嵐が吹き荒れた後のような、複雑な感情が渦巻いていた。悠真の隣で目覚めた梨々花は、自分の身に起こったことを、まだ信じられないような気持ちでいた。

「お母さん…」

悠真が、優しく梨々花に微笑みかけた。その笑顔は、昨日までの、気遣うようなものではなく、もっと深く、そして、確かなものに変わっていた。梨々花は、悠真の瞳の中に、自分と同じような、戸惑いと、そして、微かな喜びを見出した。

これから、どうなるのだろうか。健一が帰ってきたら、どうなるのだろうか。不安はあった。しかし、それ以上に、梨々花は、悠真の温かさに触れることで、初めて自分自身が、女性として、人間として、大切にされているような感覚を覚えていた。

この一夜の出来事が、梨々花の人生にどのような波乱をもたらすのか、それはまだ誰にも分からない。ただ一つ確かなことは、彼女の心は、もう以前のままではいられないということだった。