【無料エロ動画】義母の囁き 梨々花【アダルトAV】

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「ふぅ…」

梨々花は、ため息をついた。夕食の支度はほぼ終わり、あとは主人の帰りを待つだけだ。しかし、その胸には重たい雲が低く垂れ込めているようだった。1ヶ月前、義理の息子である隼人が実家に戻ってきた。あの日から、梨々花の日常は静かに、しかし確実に、激しい波に揺らされ始めたのだ。

仕事をやめ、専業主婦となって早5年。夫である健一は、典型的な亭主関白だった。朝は新聞を読み、昼は仕事に出て、夜はソファでテレビを見る。梨々花は、その健一の「理想の妻」であろうと、必死で努めてきた。しかし、どんなに頑張っても、些細なミスは健一の雷を落とすには十分だった。

「おい、梨々花！この味噌汁、味が薄いんじゃないのか！」
「今日のおかず、また同じようなものじゃないか！もっと工夫しろ！」

健一の声は、家中に響き渡った。梨々花は、その度に肩をすくめ、小さくなる。夫の怒鳴り声は、彼女の心を容赦なく抉った。健一にとって、家事は「妻の仕事」であり、そこに完璧を求めるのは当然のことだった。しかし、梨々花にとっては、それは日々を生き抜くための重圧であり、心の傷となっていた。

そんな梨々花の心を、そっと包み込むように現れたのが隼人だった。健一の連れ子である隼人は、当時大学を卒業し、就職先が決まるまでの間、実家に戻っていた。28歳。健一よりも20歳近く若く、すらりとした長身、彫りの深い顔立ち。そして何よりも、その優しさが梨々花を惹きつけた。

健一に叱られ、しょんぼりとキッチンに立ち尽くす梨々花に、隼人はいつも声をかけてくれた。

「お義母さん、大丈夫ですか？お父さん、またですか…」
「大丈夫。隼人君は気にしないで」
「でも…」

隼人は、心配そうに梨々花の顔を覗き込んだ。その澄んだ瞳に映る自分は、いつものように萎縮した姿ではなく、どこか慰められているような、温かい光を宿していた。

「お義母さん、いつも頑張ってますよね。僕、お義母さんの作る料理、大好きですよ」

ある時、健一に夕食の献立をけちょんけちょんに言われた後、隼人はそう言ってくれた。その言葉は、乾いた砂漠に染み込む水のように、梨々花の乾いた心に染み渡った。健一の怒鳴り声で沈みきっていた心が、隼人の優しい言葉でふわりと軽くなるのを感じた。

その日から、梨々花は隼人の些細な気遣いに、次第にときめきを感じるようになった。隼人が帰宅する時間になると、自然と玄関の方へ耳を澄ませる。隼人がリビングでくつろいでいると、つい用事を見つけては話しかけてしまう。健一のいない時間、隼人と交わす短い会話は、梨々花にとって何よりも安らぎだった。

隼人は、健一のように高圧的ではなく、穏やかな話し方をする。時折見せる、少年のような無邪気な笑顔も、梨々花をドキドキさせた。健一とは全く違う、若く、魅力的な男の存在。その魅力に、梨々花の心は強く揺れ動いていた。

（いけない、私…）

何度自分に言い聞かせても、隼人への特別な感情は募るばかりだった。夫への不満、日々のストレス。それらが、隼人の優しさという名の光に集まるように、梨々花の心は急速に惹かれていった。

ある晩、激しい嵐が窓を叩いた。雷鳴が轟き、稲妻が部屋を青白く照らし出す。健一は出張で不在だった。梨々花は、一人でテレビを見ながら、隼人の帰りを待っていた。隼人は、大学時代の友人の結婚式に出席するため、遠方に出かけていたのだ。

「…まだかな」

時刻は夜の10時を過ぎていた。不安が胸をよぎる。こんな嵐の中、隼人は無事に帰ってこれるのだろうか。

その時、玄関のドアが開く音がした。

「ただいま…」

隼人の声が聞こえた。ほっと安堵の息をつき、梨々花はリビングのドアを開けた。

「隼人君！おかえりなさい！大丈夫だった？」
「お義母さん、心配かけてごめん。電車が遅れて…」

隼人は、ずぶ濡れだった。髪からは雨粒が滴り落ち、スーツも湿っている。

「あら、大変だったわね。すぐに着替えて、温かいものを準備するわ」

梨々花は、隼人の様子を見て、いてもたってもいられなくなった。

「いえ、大丈夫です。僕、自分でできますから」
「そんなこと言わずに。風邪をひいたら大変でしょ？」

梨々花は、隼人の腕を取った。その腕は、冷たく湿っていた。隼人は、梨々花の促すままに、リビングのソファに腰掛けた。

「ほら、これでも温まって」

梨々花は、隼人のために温かいココアを準備した。湯気の立つココアを隼人の手に渡すと、隼人は「ありがとうございます」と、いつものように優しい笑顔を見せた。しかし、その瞳には、どこか疲労の色が濃く見えた。

「お義母さん、大丈夫ですか？僕がいない間、お父さん…」
「大丈夫よ。健一さんは…まだ帰ってこないから」

隼人が、健一のことを気遣ってくれた。その優しさに、梨々花の胸は締め付けられた。

「そうですか…」

隼人は、ココアを一口飲み、ゆっくりと顔を上げた。その視線が、梨々花の顔に注がれた。雷鳴が再び部屋を揺らし、稲妻が二人の顔を照らし出す。その瞬間、隼人の瞳が、いつもとは違う光を帯びていることに梨々花は気づいた。

「お義母さん…」
「隼人君…」

互いの名前を呼び合ったその時、稲妻が部屋を強く照らし出した。そして、まるでその光に誘われるかのように、二人の距離は自然と縮まっていた。隼人の手が、梨々花の頬にそっと触れた。その温かさに、梨々花は息を呑んだ。

「お義母さん…綺麗です」

隼人の囁きが、雨音に紛れて聞こえた。その言葉に、梨々花の心臓は早鐘を打った。夫への罪悪感、理性のブレーキ。それらを全て吹き飛ばしてしまうほどの、強烈な熱が全身を駆け巡る。

隼人の唇が、梨々花の唇に触れた。それは、雨音のように優しく、しかし確かな感触だった。梨々花は、抵抗することなく、その唇を受け入れた。長年溜め込んでいた虚しさ、孤独感。それら全てが、隼人の温もりによって溶かされていくようだった。

嵐の夜。二人の心と体が、激しくぶつかり合った。それは、禁断の果実を味わうような、罪深くも甘美な夜だった。梨々花は、夫への裏切りという行為に、一抹の不安を抱きながらも、隼人の腕の中で、生まれて初めて感じるような幸福感に酔いしれていた。

窓の外では、相変わらず嵐が吹き荒れていた。しかし、二人の間には、静かな、しかし燃え盛る炎が灯っていた。それは、これから始まる、危うくも切ない物語の始まりだった。