【無料エロ動画】義父にも種付けされています… 天河みなせ【アダルトAV】

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## 幻影の夜

真昼の陽光が、埃っぽいリビングに鈍く差し込んでいた。俺はソファに沈み込み、冷めきったコーヒーを一口すする。昨夜の悪夢がまだ脳裏にこびりついて離れない。あの男、父親。いや、父と呼ぶにはあまりにもほど遠い存在。あいつが、突然、俺の家に上がり込んできたのだ。

「お父さん、どうしたの？ 急に」

妻の優子は、いつものように朗らかに笑って、玄関に立った父親に声をかけた。彼女は本当に、人の心の闇に鈍感というか、善良すぎる。いや、俺がそう信じたいだけなのかもしれない。

「ああ、優子ちゃん。ちょっと顔を見にね。お前も元気そうで何よりだ」

父親の、あのねっとりとした声。背筋に冷たいものが走る。あいつは、俺が子供の頃からそうだった。女性を見る目が、いやらしく、下劣で、まるで獣のようだった。母も、そんな父親の性癖に苦しみ、若くして病んでしまった。俺は、あの地獄のような家庭から逃げ出すように家を出た。そして、優子と出会い、ようやく安息の地を見つけたと思ったのだ。

「あら、お父さん、そんな。でも、どうぞ上がってください」

優子は、悪気なく父親をリビングに招き入れた。俺は、心臓が早鐘を打つのを感じながら、父親の顔を盗み見た。痩せ細ってはいるものの、その目は変わらずギラギラと光を宿していた。まるで、餌を狙う爬虫類のようだ。

「お邪魔しますよ。…それにしても、いい家じゃないか。お前たちが頑張った証拠だな」

父親は、ソファにどっかりと腰を下ろし、部屋を見回した。その視線が、優子の体にまとわりつくのが、俺にははっきりとわかった。優子が、俺が淹れたコーヒーを父親に差し出す。その時、父親の指先が、優子の手に触れた。ほんの一瞬、しかし、俺はその感触を鮮明に捉えた。

「あ、ありがとう、お父さん」

優子は、何も気づかない。ただ、感謝の念を込めて微笑んでいる。俺は、拳を握りしめた。これ以上、優子にあいつの悪意に晒されてほしくない。彼女を、あの忌まわしい記憶から守りたい。

「父さん、今日はもう遅いでしょう。そろそろお帰りください」

俺は、努めて冷静に言った。だが、声がわずかに震えた。

「なんだ、もう追い出すのか？ せっかく孫の顔を見に来たというのに」

父親は、ニヤリと笑った。孫。そう、俺たちにはまだ幼い息子がいる。あいつが、息子の純粋な心に触れることが、俺は何よりも恐ろしかった。

「息子は、今寝ています。また今度、元気な時にでも」

「そうか。残念だな。…ま、いいだろう。またすぐに来るよ」

父親は、立ち上がり、出口に向かった。その背中を見送りながら、俺は安堵とも、不安ともつかない感情に襲われた。追い出した。しかし、あいつは「またすぐに来る」と言った。その言葉が、悪魔の囁きのように聞こえた。

その夜、俺は眠れなかった。優子が隣で穏やかな寝息を立てている。しかし、俺の心は荒れ狂っていた。父親の、あの下劣な視線が、優子の体にまとわりついているような気がしてならない。優子になにか起きる前に、なんとかしてあいつを遠ざけなければ。しかし、どうすればいい？ 暴力は、優子に知られたら、彼女を傷つけるだけだ。

数日後、父親は再び現れた。今度は、昼間ではなく、夕暮れ時だった。優子は、夕食の準備をしていた。

「お父さん、またどうぞ。今日は、夕食も食べていってください」

優子は、変わらず優しかった。俺は、内心で舌打ちした。

「いや、遠慮しておこう。ちょっと、お前たちの様子を見に来ただけだ」

父親は、リビングのドアを開けたまま、外を覗き込んだ。まるで、何かを探しているかのようだ。

「息子は、友達と遊んでいます。すぐに帰ってくるでしょう」

俺がそう言うと、父親の顔に失望の色が浮かんだ。

「そうか。残念だ」

父親は、リビングのソファに座り、テレビをぼんやりと見始めた。俺は、台所で包丁を握りしめた。このまま、あいつの魔の手が優子に伸びたら？ 俺は、自分自身を制御できるだろうか？ 父親と同じように、俺もまた、暴力に訴えかける人間になってしまうのだろうか？

その時、玄関のチャイムが鳴った。息子が帰ってきたのだ。

「ただいまー！」

元気な息子の声に、父親の顔色が変わった。

「おお、坊主！ 大きくなったな！」

父親は、立ち上がると、息子の元へ歩み寄った。息子は、無邪気に父親に駆け寄った。

「じいじ、遊んでー！」

俺は、血の気が引くのを感じた。息子に、あいつの邪悪な眼差しが向けられている。

「そうだな、じいじも君と遊んでやりたいよ」

父親は、息子を抱き上げようとした。その時、俺はもう我慢できなかった。

「父さん、息子に触るな！」

俺は、叫んでいた。父親は、驚いた顔で俺を見た。息子は、俺の声に怯えて、父親の胸に顔を埋めた。

「なんだ、お前は。息子が孫と遊んで何がいけない」

「あなたは、息子に触る資格なんてない！ あの時、母さんにしたこと、忘れたのか！」

俺は、抑えきれない怒りに任せて、父親に詰め寄った。

「あの話は、もういいだろう！ あれは、お前の勘違いだ！」

「勘違いだと？ じゃあ、あの時の母さんの顔は、何だったんだ！」

俺たちの怒鳴り合いは、優子にも聞こえたのだろう。彼女が、心配そうな顔でリビングから出てきた。

「どうしたの？ 何かあったの？」

優子は、父親と俺の間を覗き込んだ。俺は、息子の頭を撫でながら、父親を睨みつけた。

「父さん、もう帰ってくれ。二度と、俺たちの前に姿を見せないでくれ」

俺の言葉に、父親はしばらく黙っていた。そして、ゆっくりと顔を上げた。その目は、怒りに燃えていた。

「ふん、そうか。もう二度と来るものか。お前たちなんか、どうでもいい」

父親は、そう吐き捨てると、乱暴に玄関から出て行った。ドアが閉まる音が、部屋に響き渡った。

優子は、俺の肩に手を置いた。

「大丈夫？ お父さん、また何か言ったの？」

俺は、優子の顔を見上げた。彼女の目には、心配と、わずかな戸惑いが浮かんでいた。

「大丈夫だよ。もう、心配いらない」

俺は、優子を抱きしめた。彼女の温もりだけが、俺を現実に戻してくれる。しかし、心の中の不安は、まだ消えていなかった。父親は、去った。しかし、あの出来事が、優子との関係に、あるいは俺自身に、どのような影を落とすのか、まだわからない。

あの夜、俺は再び眠れなかった。窓の外は、静かな夜だった。しかし、俺の心は、嵐のように荒れ狂っていた。優子になにか起きる前に、なんとかしなければ。そう思っていたのに、俺は何もできなかった。ただ、父親を追い出すことしか。そして、その父親が、今もどこかで、俺たちのことを悪魔のように見つめているような気がして、俺は震えていた。俺の家族を、この聖域を守るために、俺は、一体何をしなければならないのだろうか。幻影のように、父親の影が、俺の心を覆い尽くしていた。