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## 禁断の果実

息が詰まるような熱気が、簡素なワンルームを支配していた。汗ばんだ肌が擦れ合う音、荒い息遣い、そして時折漏れる甘い呻き声。この部屋には、禁断の果実を貪る三人の男たちがいた。

光一は、目の前の光景にただただ圧倒されていた。普段は冷静沈着な優斗が、熱に浮かされたように体を震わせ、大輝に縋り付いている。その優斗を、大輝が乱暴な手つきで抱きしめ、首筋に吸い付いているのだ。光一の視線に気づいた大輝が、挑発するようにニヤリと笑った。

「どうした、光一。お前も早く来いよ」

光一は、喉がカラカラに渇いているのを感じた。彼らは、幼馴染で、ずっと一緒に笑い、泣き、夢を語り合ってきた。まさか、こんな形で繋がることになるとは、想像すらしていなかった。

きっかけは、数週間前の飲み会だった。いつものように馬鹿騒ぎをして、酔いつぶれた優斗を介抱しているうちに、ふとしたことで大輝とキスをしてしまった。その夜は、それ以上のことは何も起こらなかった。しかし、翌日から、三人の関係は微妙に変化していった。互いを意識し、触れ合うことを求め、そして、ついに一線を越えてしまったのだ。

優斗は、この関係に一番戸惑っているようだった。普段はリーダーシップを発揮する彼も、今はただ、欲望のままに身を委ねている。彼の瞳は潤んで、焦点が定まらず、ただ、大輝と光一の顔を交互に見ている。

「優斗、大丈夫か？」

光一が心配そうに声をかけると、優斗はかすれた声で答えた。

「…大丈夫じゃない。でも、止められないんだ…」

その言葉に、光一の胸は締め付けられた。優斗も、この関係が禁じられたものであることを理解している。それでも、抗うことができない。その苦しさに、光一は自分もまた、深く囚われていることを自覚した。

大輝は、三人の関係を一番楽しんでいるようだった。彼は、もともと奔放で、自由を愛する性格だ。禁断の快楽に溺れることに、抵抗はないのだろう。むしろ、それをゲームのように楽しんでいる。

「光一、遠慮するなよ。優斗はお前にも触られたがってるぞ」

大輝は、光一の腕を引き、優斗に触れさせようとする。光一は躊躇したが、優斗の熱い視線に捕らえられ、ゆっくりと手を伸ばした。

優斗の肌は、想像以上に熱く、そして柔らかかった。光一は、震える指先で、優斗の頬を撫でた。優斗は、目を閉じ、小さく息を吐いた。その様子に、光一は胸が張り裂けそうになった。

「…光一…」

優斗が、甘えるような声で光一の名前を呼んだ。その声に、光一の理性は崩壊した。彼は、優斗を強く抱きしめ、その唇を奪った。

熱いキスが、二人の間を繋ぐ。優斗は、最初は戸惑っていたが、すぐに光一を受け入れた。二人の舌が絡み合い、唾液が音を立てる。

大輝は、そんな二人を面白そうに眺めていた。彼は、満足そうに頷き、光一の背中を叩いた。

「いいぞ、光一。もっと激しくやってやれ」

大輝の言葉に、光一はさらに激しく優斗を抱きしめた。彼は、優斗の体に自分の欲望を刻み込むように、激しく求め続けた。

その夜、三人は、互いの体を求め合い、狂おしいほどに愛し合った。禁断の果実は、甘く、そして苦い味がした。彼らは、その味に囚われ、破滅へと向かっていくのかもしれない。それでも、彼らは、その果実を貪り続けるだろう。

**（以下、本編に収録されなかったHシーンの一部を抜粋）**

**優斗と大輝の絡み:**

優斗は、大輝の太腿に跨り、激しく腰を振っていた。彼の顔は紅潮し、荒い息遣いが部屋に響き渡る。大輝は、そんな優斗の腰を両手で掴み、さらに激しく揺さぶった。

「優斗、もっと声出せよ。そんなんじゃ、全然足りねえよ」

大輝の言葉に、優斗は恥じらいながらも、さらに大きな声を上げた。彼の体は、快感に震え、痙攣していた。

大輝は、優斗の首筋に深く吸い付いた。優斗は、悲鳴のような甘い呻き声を上げた。大輝は、優斗の反応に満足し、さらに激しく吸い続けた。

「…大輝…もっと…もっと…」

優斗は、涙目で大輝を見つめた。大輝は、ニヤリと笑い、優斗の体をさらに激しく揺さぶった。

**光一と優斗の絡み:**

光一は、優斗の背中に手を回し、ゆっくりと撫で下ろした。優斗は、光一の手に身を委ね、心地よさそうに目を閉じた。

「光一…優しいね…」

優斗は、うっとりとした声で言った。光一は、優斗の言葉に胸が締め付けられた。彼は、優斗を優しく抱きしめ、その耳元で囁いた。

「優斗、愛してるよ」

光一の言葉に、優斗は目を開け、光一を見つめた。彼の瞳は潤んで、光一への愛情で満たされていた。

光一は、優斗の唇に優しく口付けた。優斗は、光一のキスを受け入れ、さらに深く口付けた。二人のキスは、甘く、そして切なかった。

**大輝と光一の絡み:**

大輝は、光一の顎を掴み、強引にキスをした。光一は、抵抗したが、大輝の力に抗うことはできなかった。

「光一、お前も結構イケる口だな」

大輝は、ニヤニヤしながら言った。光一は、顔を赤らめ、大輝を睨みつけた。

大輝は、光一の服を乱暴に脱がし始めた。光一は、抵抗しようとしたが、大輝に押し倒され、身動きが取れなくなった。

大輝は、光一の体を舐め始めた。光一は、最初は抵抗していたが、徐々に快感に溺れていった。彼の体は、熱く、そして敏感になっていった。

「…大輝…やめて…」

光一は、弱々しい声で言った。しかし、大輝は、光一の言葉を無視し、さらに激しく光一の体を舐め続けた。

**（Hシーン抜粋終了）**

夜が明けた時、三人は疲労困憊していた。しかし、彼らの間には、確かに何か新しいものが生まれていた。それは、友情でも愛情でもない、もっと複雑で、狂おしいほどに熱い感情だった。

彼らは、この禁断の関係を続けるのだろうか。それとも、破滅へと向かっていくのだろうか。未来は、まだ誰にもわからない。ただ、言えることは、彼らは、もう元には戻れないということだけだ。

禁断の果実の味は、あまりにも甘く、そして苦い。そして、彼らは、その味に、永遠に囚われてしまうだろう。