【無料エロ動画】HEAVEN ナツキ 20歳【アダルトAV】

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## 落ちる速度

ナツキは、スマホの画面を凝視していた。キラキラと輝くフォントで「パーツモデル募集！高額謝礼！未経験者歓迎！」の文字が躍っている。

（こんな美味しい話、あるんだ……）

大学の授業料、サークルの活動費、それに、ずっと我慢している新しいコスメ。ナツキの頭の中では、欲しいものが次々と浮かび上がってくる。アルバイトを探しているけれど、なかなか条件に合うものが見つからない。そんな時に飛び込んできた、この募集広告。

黒髪ロングのナツキは、周りからも「美人」と言われることが多かった。モデルの経験はないけれど、自分の容姿には自信がある。恐る恐る応募してみると、すぐに返事が来た。

「ナツキ様、ご応募ありがとうございます。ぜひ一度、詳細をご説明させて頂きたいのですが、ご都合の良い日はございますか？」

丁寧な言葉遣いに、少しだけ安心した。指定された日に、都心にある小さなスタジオを訪れた。案内された部屋は、想像していたよりも簡素だった。

「ナツキさん、お待ちしておりました。本日はお越しいただきありがとうございます」

部屋に現れたのは、三十代くらいの男性だった。優しそうな笑顔を浮かべている。

「私は、このスタジオのオーナー兼カメラマンをしている、タカシと申します。今日は、パーツモデルのお仕事について、詳しくご説明させて頂きますね」

タカシは、募集広告の内容を丁寧に説明してくれた。手や足、髪の毛など、身体の一部分を撮影するだけで、高額な謝礼がもらえるという。モデルの経験は一切不問。最初は、本当に美味しい話だと思った。

「ナツキさんのような美しい方は、きっと素晴らしい写真が撮れると思います。特に、その黒髪は本当に魅力的ですね」

タカシは、ナツキの髪をじっと見つめながら言った。少しだけ、居心地が悪くなった。

「最初は、手の写真からお願いしてもよろしいでしょうか？もちろん、無理強いはしません。ナツキさんのペースに合わせて進めていきますので、ご安心ください」

タカシの言葉に、ナツキは頷いた。緊張しながらも、タカシの指示に従ってポーズをとる。撮影は順調に進み、あっという間に時間が過ぎた。

「素晴らしいですね。ナツキさんの手は、本当に美しいです。次は、足の写真を撮らせて頂いてもよろしいでしょうか？」

ナツキは、少し迷った。しかし、高額な謝礼のことを考えると、断る理由が見つからなかった。

「わかりました」

足の撮影も、スムーズに進んだ。タカシは、褒め言葉を惜しみなくナツキに投げかける。ナツキは、その言葉に少しずつ高揚感を覚えていった。

撮影が終わると、タカシは封筒に入った謝礼を渡してくれた。想像していたよりもずっと高額だった。ナツキは、思わず顔がほころんだ。

「ナツキさん、本当に素晴らしいモデルさんですね。ぜひ、またお願いしたいのですが、いかがでしょうか？」

ナツキは、二つ返事で承諾した。

それから、ナツキは何度もスタジオに通うようになった。撮影の内容は、徐々にエスカレートしていった。最初は手や足だけだったのが、次は首筋、そしてデコルテ。そして、下着姿での撮影へと変わっていった。

「ナツキさん、本当にスタイルが良いですね。この下着姿、とても似合っています」

タカシは、ニヤニヤしながらナツキを褒めそやす。ナツキは、恥ずかしさと高揚感で、頭がぼーっとしていた。

ある日、タカシは言った。

「ナツキさん、今日は特別に、いつもより高額な謝礼をお支払いします。その代わり、少しだけ大胆な撮影をさせて頂きたいのですが……」

ナツキは、迷った。しかし、高額な謝礼に目が眩み、結局、タカシの要求を受け入れてしまった。

その日の撮影は、今までとは全く違っていた。タカシは、ナツキに様々なポーズを強要し、卑猥な言葉を囁き続けた。ナツキは、恐怖と羞恥心で、涙が止まらなかった。

撮影が終わると、タカシは満足そうな顔で言った。

「ナツキさん、今日は本当にありがとう。おかげで、素晴らしい写真が撮れました」

ナツキは、何も言えなかった。ただ、震える手で謝礼を受け取った。

それからしばらくして、ナツキはタカシから連絡を受けた。

「ナツキさん、例の撮影の写真が、とても好評なんです。ぜひ、また同じような撮影をお願いしたいのですが……」

ナツキは、電話を切った。そして、自分の愚かさに気が付いた。高額な謝礼に目が眩み、自分の身を危険に晒してしまったのだ。

しかし、もう後戻りはできない。タカシは、ナツキの弱みを握っている。もし、タカシの要求を拒否すれば、あの写真が世間に公開されてしまうかもしれない。

ナツキは、絶望した。自分の人生は、もう終わりだと思った。

そんな時、ナツキの友人が、心配して声をかけてきた。

「ナツキ、最近元気がないみたいだけど、何かあったの？」

ナツキは、友人に全てを打ち明けた。友人は、ナツキの話を聞き終えると、力強く言った。

「ナツキ、あなたは悪くない。悪いのは、タカシよ。一緒に警察に相談に行きましょう」

ナツキは、最初は躊躇した。しかし、友人の言葉に勇気づけられ、警察に相談に行くことを決意した。

警察は、タカシの悪行をすぐに暴き出し、逮捕した。ナツキは、タカシの魔の手から解放された。

しかし、ナツキの心には、深い傷跡が残った。自分が犯した過ちを、一生忘れられないだろう。

それでも、ナツキは前を向いて生きていこうと決意した。友人の支え、そして警察の協力があったからこそ、今の自分がある。

数年後、ナツキは大学を卒業し、社会人になった。過去の経験を活かし、女性を支援するNPO団体を立ち上げた。そして、同じような被害に遭った女性たちを救うために、活動を続けている。

ナツキは、過去の自分を恥じている。しかし、その過去があったからこそ、今の自分があることも知っている。ナツキは、自分の経験を糧に、強く生きていく。

シャワーの水が、ナツキの身体を洗い流していく。それは、過去の罪を洗い流すようだった。ナツキは、目を閉じ、静かに祈った。

（どうか、私と同じような被害に遭う人が、二度と現れませんように……）

そして、ナツキはシャワーを止めた。新しい自分として、再び歩き出すために。