【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した7【アダルトAV】

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## 忘れられたドレッシング

暖色の照明が心地よく照らす店内は、いつ来ても変わらぬ穏やかな空気に満ちていた。トスカーナ地方の田舎家を模したという内装は、レンガ造りの壁に飾られた風景画、そしてどこか懐かしい香りのするハーブが飾られたテラコッタの鉢植えなど、僕たちの心をいつもリラックスさせてくれた。

「美味しかったね、今日のラザニアも」

向かいに座る妻の美咲が、満足そうに微笑んだ。艶やかな黒髪が肩にかかり、白い肌によく映えている。出会った頃から変わらない、僕の愛する姿だ。

「ああ、本当に。ここのラザニアは絶品だよな。シェフの腕は確かだ」

僕もまた、至福の余韻に浸っていた。お気に入りのイタリアンレストラン『カーサ・ディ・ノンノ』は、僕たち夫婦にとって特別な場所だった。結婚記念日や誕生日など、大切な日は必ずここで食事をするのが恒例になっていた。

食後のエスプレッソをゆっくりと味わいながら、僕たちはとりとめのない会話を楽しんでいた。最近読んだ本の感想、近所の公園で見かけた珍しい鳥の話、週末に予定している旅行の計画…。他愛もないことばかりだが、美咲とこうして時間を共有することが、僕にとって何よりも大切な時間だった。

「そういえばさ、この前サラダドレッシングが凄く美味しいお店見つけたんだ」

突然、美咲がそう切り出した。

「へえ、どこ？」

僕は興味津々で尋ねた。美咲は料理上手で、ドレッシングにもこだわりを持っていた。彼女が美味しいと言うのだから、きっと素晴らしい店に違いない。

「…え？あ、そうか…。友達と行ったんだった」

美咲は少し間を置いて、そう答えた。その瞬間、僕の心臓は一瞬止まったように感じた。

「友達と？」

思わず聞き返してしまった。

「うん、会社の友達と。新しいお店ができたって聞いて、一緒に行ってみたの。サラダバーの種類が豊富で、ドレッシングも自家製で美味しかったよ」

美咲は明るい声でそう言った。しかし、僕は彼女の言葉に妙な違和感を覚えていた。

「へえ、そうなんだ。知らなかったな」

僕は平静を装い、そう返事をした。しかし、心の中には小さな棘が刺さったように、ざわめきが広がっていた。

なぜだろう？なぜ、僕に隠していたのだろう？たかがサラダドレッシングの話なのに、なぜ彼女は一瞬、言葉を濁したのだろう？

ほんの少し、2人の間に気まずい沈黙が流れた。美咲は窓の外に目をやり、何かを考えているようだった。僕はエスプレッソを一口飲み、平静を装った。

その時はそれ以上深く考えないように努めた。美咲は仕事が忙しいし、たまには友達と息抜きをする時間も必要だろう。それに、僕を傷つけないように、気を遣ってくれたのかもしれない。

しかし、その夜、眠りにつこうとしても、あの時の美咲の表情が脳裏から離れなかった。

（本当に友達と行ったのか？）

疑問が頭から離れなかった。僕はもう一度、あの時の状況を思い出してみた。美咲はサラダドレッシングの話を始めた時、少し躊躇していたように見えた。そして、「友達と行った」と言った時、どこかぎこちない笑顔だった。

（もしかしたら…）

最悪のシナリオが頭をよぎった。美咲が他の男性と、もしかしたら…。

いや、そんなはずはない。僕はすぐに考えを打ち消した。美咲は僕を愛している。それは確信できる。彼女は決して裏切ったりしない。

でも、心の奥底には、拭いきれない不安が渦巻いていた。僕はもっと美咲のことを理解していると思っていた。しかし、あのドレッシングの一件以来、彼女のことが少しわからなくなった気がした。

翌朝、僕は寝不足の頭を抱えながら、会社へと向かった。仕事中も、あのサラダドレッシングのことが頭から離れなかった。集中力は散漫になり、何度も同じミスを繰り返してしまった。

昼休憩の時間、僕は意を決して、美咲にメッセージを送った。

「昨日のサラダドレッシングのお店、なんていう名前なの？」

すぐに返信が来た。

「えっとね…確か『グリーン・ハーベスト』だったかな。ちょっと曖昧だけど」

僕はインターネットで「グリーン・ハーベスト」を検索してみた。しかし、そのような名前のサラダバーやレストランは一件も見つからなかった。

（やっぱり…）

胸の奥底で、黒い感情が渦巻き始めた。僕は美咲に嘘をつかれたのだ。それは紛れもない事実だった。

その日の夜、僕は夕食の支度をしている美咲に、思い切って問い詰めることにした。

「美咲、昨日のサラダドレッシングのお店のことなんだけど…」

美咲は包丁を持つ手を止め、少し緊張した面持ちで僕を見つめた。

「どうかしたの？」

「『グリーン・ハーベスト』ってお店、どこにもないんだ。もしかして、違う名前だったりする？」

美咲は一瞬、目を泳がせた。そして、ゆっくりと口を開いた。

「実は…そのお店、まだオープン前だったみたい。会社の人がプレオープンに招待されて、私も一緒に行ったんだけど、まだ名前が決まってなかったの」

美咲は苦し紛れの言い訳をした。しかし、僕はもう彼女の言葉を信じることはできなかった。

「美咲、嘘をつかないでくれ。正直に話してほしいんだ」

僕の真剣な表情を見て、美咲は観念したように肩を落とした。

「…ごめんなさい」

美咲は涙目でそう言った。

「実は…会社の先輩と一緒に行ったの。その人は、前から私のことを気にかけてくれていて…」

美咲は震える声で、全てを打ち明けた。彼女は会社の先輩と食事に行ったこと、そして、その先輩が彼女に好意を抱いていることを。

「でも、私は何もなかったのよ！ただ、食事をしただけ。本当にごめんなさい」

美咲は泣きながら、僕に謝った。

僕は何も言えなかった。頭の中は真っ白になり、ただただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

美咲は僕を裏切ったわけではなかった。しかし、彼女が他の男性と二人きりで食事をしたという事実は、僕の心を深く傷つけた。

その夜、僕たちは朝まで話し合った。美咲は何度も謝り、二度とこのようなことはないと誓った。僕もまた、彼女を許すことにした。しかし、心に刻まれた傷は、簡単には癒えないだろう。

数週間後、僕たちはもう一度、『カーサ・ディ・ノンノ』を訪れた。いつものようにラザニアを注文し、食後のエスプレッソを味わった。しかし、あの時の穏やかな空気は、もうそこにはなかった。

僕たちは、あのサラダドレッシングの一件以来、何かを失ってしまった。あの時の気まずい沈黙は、僕たちの間に永遠に消えない溝を刻み込んでしまったのかもしれない。

それでも、僕たちは夫婦として、これからも一緒に生きていくことを決めた。失ったものを取り戻すことはできないかもしれない。しかし、お互いを信じ、愛し合い、新たな絆を築いていくことはできるはずだ。

僕たちは、もう一度、ゼロから夫婦の関係を築き上げていくことを誓った。いつか、あのサラダドレッシングのことを笑って話せる日が来ることを信じて…。