【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した13【アダルトAV】

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真夏の太陽が容赦なくアスファルトを焼き付ける日、それは突然訪れた。ガツン、ガツンと響くノックの音に、妻のさつきが怪訝な顔で玄関に向かった。「誰かしら？ 記憶にない人だけど」。彼女は僕の友人だと、事前に説明しておいた。だから、さつきが警戒心を抱くはずもない。

「こんにちは！ 取材で来ました、カメラマンの橘です！ よろしくお願いします！」

玄関の向こうから聞こえてきたのは、弾けるような、少しばかり軽すぎる声だった。了一眼レフカメラを肩にぶら下げ、黒いTシャツにデニムというラフな格好だが、その顔には人懐っこい笑顔が貼り付いている。業界人特有の、あの人を惹きつけるような、いや、人を食ったようなテンションの高さ。妻はこういうタイプは嫌いだと、僕は以前から知っていたはずだ。それなのに、なぜかさつきはまんざらでもない様子で橘を受け入れていた。

「まあ、どうぞどうぞ。お茶でもどうぞ？」

橘はさつきの言葉に「ありがとうございます！」と満面の笑みで応じ、リビングに足を踏み入れた。僕はソファの隅に座り、彼らを眺めていた。カメラマンという設定で、この男は僕の家に「取材」という名目でやってきたのだ。雑誌の取材。だが、その「雑誌」が何を扱っているのか、僕も橘も口にしていない。奇妙な状況だった。しかし、妻は全く疑っていない。僕の知人、という一言で、すべては片付けられていた。

橘は本当に巧みだった。さつきの好きなバンドの話から、最近ハマっている料理の話まで、巧みに話題を拾い上げ、彼女を飽きさせない。その言葉遣いは馴れ馴れしく、時折、肩にポンと手を置くような仕草も見られる。僕の知らないさつきの側面を引き出すかのような、その場の空気を操るような話し方。僕は内心、静かな怒りが込み上げてくるのを感じていた。さつきは、普段はクールで、あまり馴れ馴れしい男性は苦手なはずだ。それなのに、橘の軽薄な言葉にニコニコと応じている。まるで別人だ。

「いやー、〇〇さん（僕の名前）って、こんな奥さんいたんですね！ 本当に綺麗で、羨ましいなあ！」

橘は僕にそう言いながら、さりげなくさつきの肩に手を回した。さつきは少しだけ顔を赤らめたが、すぐに「もう、橘さんったら」と笑ってそれを振り払った。いや、振り払えていない。僕にはそう見えた。その笑顔に、僕は言い知れぬ不安と焦りを感じていた。

「さつき、大丈夫？」

僕はさりげなく声をかけたが、さつきは「え？ 大丈夫よ、〇〇さん。橘さん、面白い人ね」と、僕には届かない場所で、橘の目を見つめてそう答えた。その返答に、橘はさらに調子に乗ったように、ニヤリと笑う。僕の知らないところで、妻が楽しそうにしていることが、なぜか僕をさらに追い詰める。

橘はさらにカメラの話題に触れた。僕も昔は写真を撮っていたが、今は仕事でほとんど触れていない。橘は僕のカメラを見つけ、嬉しそうに手に取った。

「おっ！ これはいいカメラですね！ 昔、私もこういうの使ってましたよ。いやー、懐かしいな！」

そう言って、彼はカメラを構え、さつきの顔にレンズを向けた。

「ちょっとモデルさんになってもらえませんか？ いや、だって、こんな美人を前にしたら、撮りたくなるじゃないですか！」

さつきは一瞬戸惑った顔をしたが、すぐに「えー、私なんかでいいんですか？」と言いながらも、橘の前に立った。橘は、まるでプロの指示を出すかのように、さつきの顔の位置や体の向きを指示する。さつきは、それに素直に従っていた。僕は、その光景をただ見ていることしかできない。

シャッターを切るたびに、カシャリ、カシャリという音が響く。その音一つ一つが、僕の胸に重くのしかかる。橘は、さつきの笑顔を引き出すのが異常にうまかった。彼の繰り出すジョークに、さつきは何度も声を上げて笑った。その笑い声は、僕の耳には、橘に魅了されていくさつきの声にしか聞こえなかった。

橘の手が、徐々にさつきの体に近づいていく。最初は肩、そして腰。さつきはそれを嫌がる素振りを見せない。いや、むしろ、その感触を楽しんでいるかのようにも見えた。僕の心臓が激しく脈打ち始めた。嫉妬と、怒りと、そして何よりも、さつきを失うのではないかという恐怖が、僕の理性をかき乱した。

「もう、橘さんったら、くすぐったいじゃないですか」

さつきの声が、甘く響いた。橘の指が、さつきの顎に触れ、彼女の顔をゆっくりとこちらに向けさせた。さつきは、その指に逆らわずに、橘の顔を見上げた。そして、橘は、さつきの唇に、ゆっくりと顔を近づけていった。

頼む！

僕の心の中で、叫びが響いた。さつき、そんな誘惑に負けないでくれ。君は、こんな男とは違うはずだ。僕が知っている、あのクールで、真面目なさつきは、どこに行ってしまったんだ？

橘の唇が、さつきの唇に触れる寸前。僕は、それ以上見ていられなかった。立ち上がろうとした、その時だった。

バンッ！

けたたましい物音が響いた。橘が、僕の持っていたカメラを落としたのだ。彼は慌ててそれを拾おうとしたが、床に転がったカメラは、彼の手に戻る前に、さらに奥へと転がっていった。

「あっ！ すみません！」

橘は焦ったように僕に謝った。さつきも、ハッとした顔で僕を見た。その瞬間、さつきの表情に、一瞬だけ、迷いと、そして、僕への申し訳なさのようなものが見えた気がした。

橘は、床に転がったカメラを拾い上げた。レンズは無事だったが、ボディには小さな傷がついている。橘は、その傷を丁寧に拭きながら、言った。

「いやー、すいません！ 本当に、うっかりしてて。でも、〇〇さん、カメラのこと詳しいんですか？ なんだか嬉しそうでしたね、僕が触ってて。」

彼の言葉には、先ほどの馴れ馴れしさは消え、どこか遠回しに僕を咎めるような響きがあった。僕は、何も言えなかった。さつきは、僕と橘の間で、戸惑ったように視線を彷徨わせている。

「そういえば、もうこんな時間ですね。取材は、また改めて、ということにしてもらいましょうか。」

橘はそう言って、まるで何事もなかったかのように立ち上がった。彼の顔には、もうあの軽薄な笑顔はない。代わりに、どこか冷たい、計算されたような表情が浮かんでいた。

「はい、いつでもどうぞ。」

さつきは、いつものように、丁寧な言葉遣いで答えた。しかし、その声には、かすかな震えがあった。橘は、僕に軽く会釈をして、玄関へと向かった。さつきが後を追いかけようとしたが、僕は、彼女の手をそっと掴んだ。

「…僕だけでいいよ。」

僕の声は、思ったよりも低かった。さつきは、驚いたように僕の顔を見た。彼女の瞳には、あの日の夕焼けが映っていた。橘が帰った後、リビングには、静寂だけが残った。さつきは、僕の隣に座り、ただじっと、床を見つめていた。僕も、彼女の手を握ったまま、何も言えなかった。あの夏の日の出来事は、僕とさつきの関係に、消えない影を落とした。橘という男が僕の家に訪れたのは、ただの偶然ではなかったのかもしれない。そして、僕が嫉妬のあまりに取った行動が、本当に正しかったのかどうか、今でも僕にはわからない。ただ一つ、確かなのは、あの日の夕焼け空の下で、僕の心は、確かに壊れてしまったということだけだ。