【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した17【アダルトAV】

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## 青い鳥の幻影

僕は妻を信じている。取引先の受付で妻を一目見かけた時、清楚できれいな笑顔の彼女は高嶺の花だった。背筋の伸びた姿勢、穏やかに弧を描く唇、そして何よりも、その瞳に宿る澄んだ輝き。まるで絵画の世界から抜け出してきたような、そんな存在だった。

話していくうちに僕の誠実さに心を開き、嫁さんになってくれた。あの時の喜びは、今でも鮮明に覚えている。何度もフラれるんじゃないかと不安になったけれど、彼女は僕の拙いながらも真摯な言葉に、少しずつ、でも確実に心を許してくれた。初めて手を繋いだ時の、あの確かな温もり。初めて「好きです」と言ってくれた時の、あの照れたような表情。全てが宝物だ。

まだまだ新婚ホヤホヤ、いってきますのキスも欠かさないほど一途に僕だけを想ってくれる自慢の妻に限って…。そう、この「限って」という言葉に、今の僕の抱える不安の全てが凝縮されている。

事の発端は、数週間前に始まった彼女の残業の増加だった。最初は、仕事が順調な証拠だと思い、喜ばしくさえ思っていた。彼女は、持ち前の真面目さと細やかな気配りで、社内外から高い評価を得ていた。だから、新しいプロジェクトで忙しくしているのだろうと、何の疑いも抱いていなかった。

「今日のプロジェクト、すごく大変だったの。でも、皆で協力して乗り越えられたから、達成感がすごい！」

帰宅した彼女は、疲れた表情ながらも、満足そうな笑顔でそう語った。その笑顔を見ているだけで、僕は幸せだった。彼女の頑張りを、心から応援したいと思っていた。

しかし、次第に残業は常態化し、週末も仕事を持ち帰ることが増えていった。最初は「大丈夫？」と心配していた僕も、彼女が疲労困憊で帰宅する姿を見るたびに、少しずつ胸の中に黒い影が忍び寄ってきた。

「最近、忙しいね。何か手伝えることある？」
「ううん、大丈夫。〇〇君に心配かけちゃ悪いから。」

彼女はいつも僕を気遣って、そう言う。その優しさが、逆に僕の心を締め付けた。本当に大丈夫なのか？無理をしているんじゃないか？彼女の笑顔の裏に、何か隠されたものがあるのではないか？そんな疑念が、ふとした瞬間に頭をもたげ始めた。

特に気になったのは、彼女が時折見せる、ぼんやりとした表情だ。電話で話している時、ふと他のことを考えているような、遠くを見つめているような虚ろな瞳。以前は、僕の話に目を輝かせて聞いてくれたのに。今は、僕の言葉が、彼女の耳を素通りしているような感覚に陥ることがあった。

ある日の夜、彼女が珍しく早く帰宅した。いつものように「おかえり」と声をかけ、今日の出来事を尋ねようとした時、彼女のスマートフォンがテーブルの上で着信を告げた。画面に表示された名前を見て、僕は思わず息をのんだ。それは、彼女の職場の同僚の名前だった。しかし、その後に続く、さらに驚くべき表示が僕の目を釘付けにした。

『〇〇（同僚の名前）様へ』という、彼女からのメッセージの宛先。そして、そのメッセージの内容が、かすかに画面に表示されていた。

『今週も、お疲れ様でした。来週の件、また相談させてください。』

「また相談させてください」。その言葉は、一体何を意味するのだろうか。取引先とのやり取りで「相談」することは珍しくない。しかし、なぜかその言葉が、僕の胸の中で不穏な音を立てた。彼女は、普段から僕に仕事のことをあまり話さない。それは、僕に心配をかけないためだと思っていた。でも、もしかしたら…

その夜、彼女はいつにも増して早く眠りについた。僕は、彼女の寝顔を見つめながら、眠れずに考え続けていた。彼女のあのぼんやりとした表情、増えた残業、そして、あのメッセージ。全てが繋がって、一つの恐ろしい推論が浮かび上がってきた。

彼女は、もしかしたら、職場の誰かと…？

その考えが頭をよぎった瞬間、心臓が氷のように冷え切っていくのを感じた。まさか。まさか、あの、僕を真っ直ぐに見つめてくれた、あの澄んだ瞳の彼女が？ありえない。彼女は、僕だけを想ってくれているはずだ。僕に「嫁さんになってほしい」と伝えた時、あの彼女が、どれほど真剣な表情をしていたか。あの時、彼女の瞳の中に映っていたのは、間違いなく僕だったはずだ。

翌日、僕はいつも通りの自分を装い、彼女と食卓を囲んだ。朝のいってきますのキスも、いつも通りだった。しかし、僕の心の中は、嵐のように荒れ狂っていた。彼女の言葉一つ一つに、以前とは違う意味が含まれているのではないかと、勘ぐってしまう。彼女の仕草一つ一つに、裏があるのではないかと、疑いの目を向けてしまう。

「今日、〇〇さんから電話あったけど、何かあった？」
何気ない会話の中で、僕は探るように言った。
「え？ああ、仕事の話よ。来週のプレゼンについてね。」
彼女は、いつも通りの穏やかな笑顔で答えた。だが、その笑顔が、僕にはどこか作り物のように見えた。

その日から、僕の生活は一変した。彼女を信じたい。信じたいのに、疑念は止めどなく溢れてくる。彼女が仕事で遅くなると、職場にいるであろう「彼」のことを考えてしまう。彼女がスマートフォンを手に取ると、誰と連絡を取っているのかと気になって仕方がない。夜、隣で眠る彼女の寝息を聞きながら、彼女が夢の中で何を思い描いているのか、想像してしまう。

僕が疑念に囚われている間に、彼女は変わらず僕に優しく接してくれる。しかし、その優しさが、かえって僕を追い詰める。まるで、すべてを知っていて、僕を試しているかのように。

「何かあったの？最近、元気がないみたいだけど。」
ある日の夜、彼女が僕の手にそっと触れながら言った。彼女の瞳は、心配そうに僕を見つめている。その真剣な眼差しに、僕は心を乱された。

「いや、なんでもないよ。ちょっと仕事で疲れてるだけ。」
僕は、彼女の手に自分の手を重ねて、無理に笑ってみせた。彼女の指先が、いつもより冷たい気がしたのは、気のせいだろうか。

このままではいけない。このままでは、僕も彼女も、壊れてしまう。信じているのに、疑ってしまう自分自身が、一番辛かった。彼女の真っ直ぐな瞳を、もう一度信じたい。もう一度、あの頃のように、疑うことなく彼女の言葉を受け止めたい。

僕は決意した。この不安を払拭するために、一度、自分の目で確かめるしかない。彼女のスマホを、こっそり見ることはできない。それは、僕が彼女に背く行為になるだろう。ならば、自分で確かめるしかない。

週末、彼女は久しぶりに「友達とランチに行く」と言って出かけた。いつもなら、彼女の好きなように過ごしてほしいと思う。しかし、今日は違う。僕は、彼女が家を出て行った後、こっそりと彼女のスマートフォンの位置情報を確認できるアプリを起動させた。彼女が、彼女自身の意思で、僕にそれを許可してくれたアプリだ。

画面に表示された地図上に、彼女を示す小さな光が点滅していた。最初は、近所のカフェか、馴染みのレストランかと思った。しかし、その光は、僕の知らない街を指し示していた。そして、さらに驚くべきことに、その場所は、僕が彼女と初めて出会った、あの取引先のビルから、それほど遠くない場所だった。

冷や汗が背中を伝う。彼女の勤務先。そして、彼女が「相談がある」と言っていた同僚。二つの事柄が、僕の頭の中で恐ろしいシナリオを描き出した。

彼女は、本当に仕事で忙しいだけなのか？それとも、僕が隠そうとしている「高嶺の花」の秘密は、今も彼女の中に息づいているのか？

僕は、彼女の返事を待つ間、このまま彼女を信じ続けるべきか、それとも、この疑念をぶつけるべきか、激しく葛藤していた。青い鳥は、本当に僕の傍にいるのだろうか。それとも、それは、僕が追い求める、儚い幻影に過ぎないのだろうか。彼女の帰りを待つ僕の心は、静かに、しかし確実に、暗闇へと沈んでいった。