【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した21【アダルトAV】

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早朝の東京。それは、活気と疲弊が混ざり合う奇妙な時間帯だ。僕がその奇妙な時間帯に日々身を投じるのは、毎朝の通勤電車に乗るためだ。窓の外はまだ薄暗く、オフィスビルの明かりがポツリポツリと灯っている。車内は、言葉を発する人もまばらで、皆が虚ろな目で天井の広告やスマホの画面を眺めている。死んだ魚のような目、と言えば少し大げさかもしれないが、誰もがどこか生気を失っているように見えるのは気のせいではないだろう。

そんな殺伐とした空間にうんざりしながら、僕は天井にぶら下がる中吊り広告に目をやった。そこに書かれていたのは、下品なほど太いゴシック体で「専業主婦の2割は日中の男性来客者に性的興味を持つ！」という一文。思わず鼻で笑おうとしたが、なぜかその刺激的な言葉に興味を惹かれた。誰がこんな調査をしたのだろうか、そしてその2割はどんな状況で、どんな男性に、どんな興味を抱くのだろうか。そんな取るに足らない、そして少しだけ背徳的な思考が僕の頭を占めた。

僕の妻は、そんな想像とは全く無縁の人間だ。名前は沙織。マイペースで穏やかな性格。そして、残念ながら（あるいは幸いなことに）、彼女は美人と呼ばれることが多い。細身の体型に、彼女の着る服はどれもピッタリと身体のラインを強調する。時折、そのスタイルに目がやり場に困ることもあるのは、夫としての正直な気持ちだ。しかし、そんな沙織はどうやら、僕以外の男に一切興味を示さないらしい。

「私は、あなた一筋だから」

結婚式の誓いの言葉のように、彼女はいつもそう言って微笑む。その笑顔を見るたびに、僕は心から「結婚してよかった」と思うのだ。沙織は、浮気や嘘をつくことができない、根っからの誠実な人間だ。それは、僕が彼女を愛する理由の一つでもあった。少なくとも、僕はそう信じて疑わなかった。

しかし、一つだけ、僕の心をざわつかせるものがあった。それは、彼女の携帯電話だ。

沙織は、自分の携帯を常に肌身離さず持ち歩いている。そして、必ずと言っていいほどロックをかけているのだ。パスコードは、僕でさえ知らない。最初は特に何も思わなかった。「プライベートな空間も大切にしたいんだな」くらいに考えていた。でも、徐々にその「秘密」が気になり始めた。

ある日、沙織がシャワーを浴びている間に、彼女の携帯がテーブルに置かれたままになっていた。丁度、僕の携帯に着信があったので、隣に置いてあった沙織の携帯に目を向けた。画面はロックされたまま。当たり前だ。しかし、その瞬間、僕は衝動的に指を伸ばしてしまった。パスコード入力画面を、ただぼんやりと眺めてしまった。そこに、なにか手がかりはないか、と。

もちろん、パスコードを当てるような真似はしない。それは沙織に対する裏切りだ。しかし、そのロック画面に表示される通知一つでさえ、僕の心はざわつく。誰からの連絡なのか。どんな内容なのか。その見えない情報が、僕の想像力を掻き立てる。

沙織は、大学時代の友人との交流も少ない。SNSも、ほとんど使っていない。僕との連絡以外で、彼女の携帯がどれほどの頻度で鳴るのか、僕には分からない。だからこそ、その見えない「何か」が、僕の中でどんどん大きくなっていく。

広告の一文が、ふと頭をよぎる。「専業主婦の2割は日中の男性来客者に性的興味を持つ！」

沙織は専業主婦だ。日中は、一人で家にいることが多い。確かに、掃除や買い出しのヘルプで、宅配便の配達員や、近所の修理業者さんが来ることはある。彼らは男性だ。沙織は、そんな彼らに対して、一体どんな感情を抱いているのだろうか？

そんなことを考えてしまうのは、きっと僕の心に潜む嫉妬や不安のせいだ。沙織は僕一筋だ。彼女がそう言うのだから、間違いない。しかし、人間とは、そんな単純な生き物ではないのかもしれない。

ある日の午後、沙織が買い物に出かけた後、彼女の携帯がテーブルに残されていた。そして、奇しくも、それはロックがかかっていなかった。まさか、と思う反面、好奇心が僕を突き動かした。ほんの少しだけ。ほんの少しだけ、覗いてみよう。

手に取ると、ひんやりとした感触が伝わってくる。画面を開くと、待ち受け画面には、僕と沙織の結婚式の写真。その写真に、僕は安心感を覚える。そう、彼女は僕のものだ。

意を決して、メッセージアプリを開く。そこには、ほとんど母とのやり取りと、僕とのやり取りしかない。時折、友人からのグループメッセージのようなものもあるが、内容は他愛のない日常の報告だ。やはり、何も特別なものはない。

そう思って、画面を閉じようとした、その時。左上のアイコンが、僕の目を引いた。普段はあまり使わない、見慣れないメッセージアプリだ。恐る恐る、それをタップする。

画面に表示されたのは、見知らぬ男性からのメッセージだった。名前は「健太」。

「今日の沙織さんの様子、教えてくれる？」

メッセージの内容は、それだけだった。そして、それに対する沙織の返信。

「特に変わった様子はないわよ。相変わらず、私の愚痴ばかり聞いてもらってる。」

その返信を読んだ瞬間、僕の心臓が大きく跳ねた。愚痴？誰の愚痴？そして、「健太」という男は、一体何者だ？沙織が「日中の男性来客者」に興味を持つ可能性があるとすれば、それはこの「健太」という存在なのか？

さらにスクロールしていくと、そこには沙織と「健太」のやり取りが続いていた。多くは、日常の些細なこと。天気のこと、買い物のこと、テレビ番組のこと。しかし、時折、僕には理解できないような、親密な言葉も含まれていた。

「〇〇君（僕のこと）、今日も残業なの？寂しくない？」

「沙織さんの作った夕食、本当に美味しいって、いつも〇〇君が羨ましがってるって言ってたわね。」

「今度、二人の写真、見せてね。」

その一つ一つのメッセージが、僕の心を締め付けていく。沙織は僕一筋だ。嘘なんてつけない。浮気なんてしない。なのに、この「健太」という男とのやり取りは、一体何なのだろうか？

沙織がシャワーから出てきた気配がした。慌てて携帯を元の場所に戻す。心臓がバクバクと鳴り響き、手のひらには汗が滲んでいた。

沙織は、いつもの穏やかな笑顔で僕に話しかけてきた。

「ただいま。お腹空いた？今日はお鍋にしようと思ってるの。」

その笑顔が、いつも以上に眩しく、そして、どこか遠いもののように感じられた。沙織の携帯は、いつの間にかロックがかけられていた。僕の隣に置かれたそれは、まるで僕に何も言わない、無機質な物体だ。

しかし、僕の心の中には、確かな疑念の種が蒔かれていた。沙織は、本当に僕一筋なのだろうか？彼女の「一筋」は、僕に向けられたものだけなのだろうか？あるいは、僕が知らない「一筋」が、もう一つ、存在しているのだろうか？

あの広告の言葉が、再び頭をよぎる。専業主婦の2割。そして、僕の妻。彼女は、その2割の中にいるのだろうか。それとも、僕だけが知らない「何か」を持っているのだろうか。

沙織の瞳を見つめる。そこには、いつものように穏やかな愛情が映っているように見える。しかし、僕には、その奥に隠された何かが見えてしまうような気がした。見えない何かが、彼女の携帯のロック画面の向こう側に、存在している。そして、そのロック画面が、僕と彼女との間に、確かな壁を作り出しているのだ。沙織は浮気ができない性格。誰もがそう思っているはずだ。僕も、そう信じていた。でも、あのメッセージアプリのやり取りは、一体何なのだろうか。沙織の携帯のロックは、一体何を隠しているのだろうか。その答えは、まだ僕には分からない。ただ、僕の心は、あの殺伐とした通勤電車と同じように、冷たく、虚ろになり始めていた。