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薄暗い密室内に、鉄パイプが無造作に組まれていた。その奥、薄暗い隅には、鼻にフックを貫通し、後ろ手に縛られた女性がしゃがみこんでいた。美香（32）というその女性は、唇を噛み締め、震える手で自分の体を縛り付けているロープを引っ張っていた。

美香は、夫・浩介（35）に調教されることを志願していた。浩介は、厳格で支配的な性格で、美香はそんな彼に惹かれていた。浩介は、美香を自分の所有物のように扱うことを許可し、彼女もそれを甘んじて受け入れていた。

「ハァハァ...」美香は深く息を吸い、体を揺さぶった。「お願い...」

美香の頭上には、小さなカメラが取り付けられており、彼女の苦悩を克明に捉えていた。彼女の体は、汗でずぶ濡れになっており、涙が頬を伝っていた。彼女の目は狂おしく、恍惚と苦痛が入り混じっていた。

「はい、美香さん、鞭の準備はできましたか？」浩介の声がスピーカーから響いた。

美香はうなずき、震える手で鞭を手に取った。それは革製の鞭で、先端には鋭い金属の棘が付いていた。

「では、ご主人様への誓いとして、まずは鞭を体に受けてください。お覚悟はよろしいですね？」

美香は再びうなずいた。彼女は鞭を振り上げ、自分の太ももに叩きつけた。

「ヒャー！」美香は痛みで叫んだ。

鞭が彼女の肉に深く食い込み、血が噴き出した。美香は歯を食いしばり、鞭を何度も自分の体に打ち付けた。

「お見事、美香さん。素晴らしい痛みへの耐性ですね」

浩介の声に、美香は恍惚とした表情を浮かべた。彼女は鞭をさらに強く打ちつけ、自分の体を傷だらけにした。

「もっと...もっともっと...」美香は喘ぎながらつぶやいた。

浩介は美香の苦悩を楽しみ、彼女をさらに深く調教することにした。彼は、美香の鼻フックを引っ張り、彼女を跪かせた。そして、彼女の背中にアイロンを押し付けた。

「アチチチ...」美香は悲鳴を上げた。

アイロンの熱が彼女の肌に染み込み、皮膚が焼け焦げた。美香はのたうち回り、苦痛に耐えられなかった。

「美香さん、お願いですから、我慢してください」

浩介の声が優しく美香に語りかけた。しかし、美香には浩介の優しさなど届かなかった。彼女は自分の苦しみの中に溺れていた。

アイロンの熱が限界に達した時、浩介はそれを引き離した。美香の背中には、大きなやけど痕が残っていた。

「お見事、美香さん。よく耐えましたね」浩介は美香を褒めた。

美香は涙を流し、浩介にすがりついた。

「ありがとう...ご主人様...」

浩介は美香を抱きしめ、彼女の頭を撫でた。

「いい子だね、美香さん。これからも、僕に忠実でいてください。僕を裏切らないでください」

美香はうなずき、浩介に自分のすべてを捧げた。彼女は、これからも浩介に調教され、痛みの中で恍惚感を味わうことを望んでいた。

密室内は薄暗いままだったが、美香の心は闇ではなく、光で満たされていた。彼女は、浩介の所有物であり、調教を受ける者であることに、深い喜びを感じていた。

屋外では、雨が降り始めていた。雨粒が窓に叩きつける音が、密室内に響き渡った。嵐が近づいていたが、美香はそれを恐れることはなかった。彼女は、浩介と一緒に嵐を乗り越えていくつもりだった。