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## 消せない罪と、燃え上がる情欲

第一章　灰色の朝焼け

カーテンの隙間から差し込む、薄暗い朝焼け。その光は、部屋中に散らばる書類の山を、まるで罪悪のように照らし出していた。書類の山は、夫・健太の借金を示す証拠書類だった。彼は、多額の借金を残したまま、蒸発したのだ。

私は、一人、この部屋に残された。健太との思い出が詰まった、この部屋に。結婚して5年。幸せだった時間は、まるで幻のように感じられた。健太の笑顔、彼の温もり、全てが今は、遠い過去の出来事のように思える。

冷蔵庫には何もない。銀行口座の残高は、わずかな金額しかない。これからどうすればいいのか、途方に暮れていた。

そんな時、チャイムが鳴った。戸を開けると、そこに立っていたのは健太の弟・翔太だった。

翔太は、健太に瓜二つだった。優しくて、誠実な顔つきは、健太と重なり、胸が締め付けられる思いだった。彼は、震える声でこう言った。

「姉さん…　兄さんの借金のこと…　知ってますか？」

私は、うなずくことしかできなかった。

「兄貴は…　本当に申し訳ないことをしたと…　遺書に書いてありました。そして…　姉さんと一緒に暮らしたいと…」

翔太の言葉に、私は驚きを隠せない。健太の失踪は、まるで映画のワンシーンのように、現実離れしていた。そして、翔太の申し出は、さらに現実離れしていた。

翔太は、兄の借金問題を解決するため、そして私と一緒に生活するため、実家を出て、小さなアパートで暮らしていた。兄貴の借金は、彼の力だけではとても返済できない額だった。彼は私を頼りにしていた。私は、翔太の真剣な瞳を見つめ、言葉に詰まった。

翔太の優しさ、彼の誠実さ。それは、まるで健太の再来のようだった。健太の残した借金、そして翔太の頼りない姿。私は、次第に翔太に惹かれていく自分がいた。彼の温もりは、冷え切った私の心を溶かしていくようだった。

しかし、私の心の中に、別の感情が芽生え始めていた。それは、翔太に対する愛情とは、全く異なる感情だった。


第二章　禁断の蜜

ある夜、翔太は私のアパートに訪ねてきた。兄の借金問題の相談だったはずが、いつしか、二人の距離は縮まっていた。彼の温かい言葉、彼の優しい仕草。私は、彼に身を委ねてしまった。

翔太の腕の中で、私は、健太との幸せな時間を思い出していた。しかし、同時に、翔太との未来も想像していた。

それからというもの、翔太と私は、密かに関係を持つようになった。彼の優しさは、私を満たしてくれた。しかし、その関係は、罪悪感と不安で満ちていた。

ある日、私は、街で一人の男と出会った。彼は、危険な雰囲気を漂わせる男だった。彼の名前は、龍也。彼は、私を彼の場所に誘い、その場で私を服を脱がせた。

龍也の指が、私の体を触れた瞬間、私は、全身を電気が走ったような感覚に襲われた。それは、翔太との関係とは全く異なる、強烈な快楽だった。

龍也は、熟れた私の体を巧みに操り、私の下着を濡らした。彼の指が、私の内側を掻き回し、私の体は、震えに震えた。私は、初めて味わう、激しい快楽に身を任せていった。恥ずかしい格好をさせられ、彼の指が中を掻き回されれば、私は男根を求め一心不乱にシャブり出した。

その快楽は、まるで天にも昇るような、恍惚としたものであった。翔太との関係では味わえなかった、激しい情熱。龍也との関係は、危険で、罪悪感に満ちていたが、同時に、私は、この快楽に抗うことができなかった。

翔太との優しさ、龍也との情熱。私は、二つの異なる感情の間で揺れ動いていた。健太の借金、翔太への罪悪感、そして龍也との禁断の関係。私の心は、混乱の渦に巻き込まれていった。

これから私は、どうすればいいのか。その答えは、まだ見つからないままだった。灰色の朝焼けが、再び私の部屋を照らしていた。そして、私の胸には、罪悪感と、拭いきれない情欲が渦巻いていた。